冷え対策のホットドリンク!生姜や黒糖、スパイスを使った薬膳茶レシピ
こんにちは。ヒルズ薬膳を主宰しております、箕山育恵と申します。
季節によって気温や湿度が激しい日本では気候の変化に私達の体も影響を受け、健康が左右されます。
それぞれの季節に応じた対策で一年中、元気に暮らしましょう。
今回は冬の養生法や、体を温める薬膳茶についてご紹介します。
寒い冬の季節、過ごし方によっては次の春にまで影響します。
逆に、冬を恙無く過ごすことができると、春は風邪を引かずに、アレルギーが緩和されます。
簡単に冬の養生法をご紹介します。
- 適宜な運動(激しい運動は避けましょう)
- 温かいものを食べるように心掛ける
- 早寝遅起き(エネルギー温存、短時間の仮眠をとるのもいい事です。)
- 寝る前の足湯
いずれも体力温存、冷え防止を目的としています。
自然界に生きる動物は、冬になると冬眠をします。
人間も寒さにさらされる日々は体も手足も冷え、活動がにぶります。
体を温めて、エネルギーをいたずらに消耗せずに冬越しをする事が、冬の養生となるのです。
冬は温性、熱性食材や辛味食材、香辛料を上手に取り入れる必要があります。
簡単に体を温める薬膳茶を2つご紹介します。
- 紅茶、生姜、黒糖・・・各ティースプーン2杯さじ
- ミルクポットに紅茶、生姜、黒糖を材料分いれる
- 500mlの水をいれて沸騰させる
- 茶漉しで漉して出来上がり
火にかけることでそれぞれの食材の効用をより引き出すことができます。
黒糖は冷え性を改善し、ミネラルも多く、造血作用もあるので、生理前後の女性に特にお薦めです。
- 紅茶・・・ティースプーン2さじ
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- カルダモンパウダー ・・・少々
- グローブパウダー ・・・少々
- シナモンパウダー ・・・少々
- ドライクランベリー・・・6粒ほど、お好みで
- オレンジピール・・・小さじ1
(フレッシュフルーツ、りんご、オレンジ、苺を入れても良い)
- 蜂蜜・・・小さじ2
【作り方】
- ポットに茶葉、A食材をいれ、100度の熱湯を注ぎ、3分蒸らす
- 飲む直前に蜂蜜2さじを入れて軽くかき混ぜ、カップに注いで出来上がり
燃焼系のスパイスが体を温めてくれると同時に、活血作用もあります。
冬の冷えを解消し、肩こりの緩和が期待できます。
蜂蜜も秋口から取り入れて頂きたい食材で、殺菌作用があり、乾燥がちの喉を潤してくれます。
スパイスティーは時間が経つにつれてお茶にフルーツの香りが移り、飲んで美味しい、見た目も華やぐティータイムを楽しめます。
体に水分を摂ることは、とても重要な事です。
他の季節は活動期で代謝もよく、汗を補うために多めに水分を摂りますが、冬は活動が控えめで、汗もかきにくく、代謝も落ちてしまうため、あまり水分を摂らなくなってしまいます。
水分を上手に摂らないと、体を冷やしかねません。
温熱性食材をお茶にプラスして、血のめぐりを促進し、心も体もポカポカに、これから来る素敵なシーズンを健やかにお過ごしください。
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母の実家が中華料理レストランを経営していたことも有り、幼少より料理に興味を持っていました。
大学英文科卒で米国留学後、英語、中国語翻訳、通訳として就職。
結婚後、家族の健康管理と趣味が講じて、国際中医薬膳師、マクロビオティック資格を取得。
東京都港区の自宅マンションにてヒルズ薬膳サロン主宰。
ヒルズ薬膳HP
http://www.hillsyakuzen.com
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