こんにちは、FSPJ(食空間プロジェクト) テーブル＆カラーコーディネーターの大谷和美です。

今回は、毎年2月に東京ドームシティで開催される「テーブルウェア・フェスティバル2015～暮らしを彩る器展～」の歩き方、楽しみ方についてお伝えさせていただきます。

「暮らしを彩る器展」として1993年よりスタートし、「食文化」と「テーブルウェア文化」の向上をテーマとした生活提案文化催事として、今年で23回目を迎えます。

毎年2月の1週目～2週目にかけて開催され、有料のイベント（入場料2,000円ほど)にも関わらず

近年では25万人以上が来場するというビックイベントです。

私たちの生活に密着している食空間というシーンに、多くの方の関心が集まっていることを感じますね。

東京ドームテーブルウェアフェスティバル　公式サイトより

2015年の会期は2/1(日）～2/9(月）まで。

毎年楽しみにされているという方も、初めて知ったという方も、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか？

一般公開に先駆けたオープニングセレモニー・内覧会の様子

広い東京ドームの中に、様々なコーナーがありますが、まず入口正面に見えてくるのが

「特別企画」ブースと、各界の署名人による「食空間提案」ブースです。

最新のトレンドや注目の器を目から楽しむことができます。

また、俳優の石坂浩二さんや黒柳徹子さんなど、毎年提案されている方々の「今年のおもてなしシーンは？」というのも楽しみの一つです。

その他、日本の伝統工芸でもある、漆・陶器・磁器などの器による趣のある和の食空間提案、有名ブランド等、洗練された洋の器を使ったコーディネートが展示されているコーナーもあります。

また、一般応募によるテーブルウェアコンテストの入賞作品の展示、サロンやセミナー、日本全国の器や海外ブランド、テーブルウェアを購入できる展示販売ブースもあり、盛り上がりを見せています。

とにかく1日中　広い東京ドームの中を歩きまわるので、歩きやすい靴は必須です。

お買い物を楽しみたい方は現金の用意もお忘れなく。

郵送対応してくれるお店もありますが、帰りは荷物が多くなることも想定してください。

お弁当やカフェテリアありますが、混雑が嫌な方はあらかじめ用意されていくとよいでしょう。

一般応募による「テーブルウェア大賞 -優しい食空間コンテスト-」。

こちらも毎年たくさんの注目が集まる、見応えたっぷりのコーナーです。

募集要項は毎年9月の末頃発表されます。

3部門に分かれており、全国から2000を超える応募があるようで、その倍率、何と部門2に関しては約10倍、部門3に関しては約20倍です。

• 部門１：テーブルウェアオリジナルデザイン部門(食器のデザイン制作）
• 部門２：テーブルウェア・コーディネート部門（食空間コーディネート提案）
• 部門３：特別審査員部門（テーブルトップのコーディネート提案）

私が運営・講師を務めさせていただいている「FSPJテーブルコーディネートスクール」では、募集要項が発表されると、にわかにそわそわとし始めます。

毎年たくさんの生徒さん、卒業生の入賞がありますが、目標に向けて一つの作品作りに集中するこの時期は本当にHOTです。

そして入賞の有無にかかわらず、皆さんやりきった満足感と、確実なスキルアップをされています。 

昨年、審査員賞を受賞された　FSPJ認定コーディネーター・赤松真紀子さんの作品

展示では、日常やおもてなしの食卓シーンを豊かにする様々なヒントや提案を得ることができる他、
食空間を彩ることは、集う人の心を豊かにすることなのだと、あらためて感じることができます。

興味のある方は、今年から立ち寄ってみては如何でしょうか。