食器で食卓を華やかに!高低差を利用したテーブルコーディネート

執筆者: 盛りつけ師としこ 職業:フードスタイリスト 盛りつけ師
はじめに

こんにちは、盛りつけ師・もりたとしこです。

 

前回は食器の選び方について、「失敗しない器選び!食卓をおしゃれに整える食器の買い方」にてご紹介しました。

今回は第二弾です。

 

お料理を立体的に見せる器選び

平面的になりがちな、お家でのごはん。

そこで1つだけ、器に高さつけて立体感を出してみましょう。

そうすることで、視覚的に楽しく豪華に見えるのです。

 

高さのある器

お料理で高さを出すのは、なかなか難しいと思います。

しかし、器で高さを出すのであれば簡単です。


和食器

和食器は、高さのある器のバリエーションが豊富。

高台付きの小鉢やすり鉢型の器など、様々な形の焼き物や塗り物等があります。

 

 

洋食器

洋食器は、和食器に比べ高さのある器が多くありません。

そのため、お料理で高さを出す必要も出てきますが、工夫すれば器に高さをつけられます。


ココットやスープカップ、コンポートはもちろん、小ぶりのワイングラスやショットグラス、デザート用グラスを利用するのも良いでしょう。

また、コーヒーカップ&ソーサーも使えます。
伏せたカップの上にソーサーを重ねると、まるでコンポートのようになります。

 

 

リーズナブルな食器も活用する

小さ目のグラス類や小鉢など、見付けた時に少しずつ買い足すのも良いですね。

 

私は、よく100円ショップ等をチェックしています。
気兼ねなく使えますし、たくさん購入してもリーズナブルです。

 

 

画像の中央のミニグラスや、左側の白い小鉢も100円です。
レッスンにも使用しますので、グラスを10個ずつ揃えました。

それでも1000円です。

また、お料理だけでなく、小花を飾る花器として使うこともあります。

 

リーズナブルな物は、気兼ねなく使い回せるので便利ですね。

おわりに

高さを出すのは、全体の20〜30%ぐらいの割合で十分です。

背の高いグラスがある場合は20%、特に背の高いグラスがない場合は、30%と言うところでしょう。

高い物が多過ぎると、落ち着きがなく不安定な印象になってしまいます。

配分に注意しましょう。

 

次回は、お料理で高さを出す方法についてお話したいと思います。

 
 コラムニスト情報
盛りつけ師としこ
性別:女性  |   職業:フードスタイリスト 盛りつけ師

横浜在住 東京大田区育ち。日本発酵文化協会認定の「発酵インストラクター」。
フードスタイリストとして、フリーランスで レシピ提案、料理本や商品パッケージのフードスタイリング、レストランのメニュー撮影、単発での料理教室、有名料理研究家のアシスタントなど、フード関係のお仕事をしています

blog 簡単!おしゃれな盛りつけのコツ http://ameblo.jp/osyare-cooking/
HP もりたとしこオフィシャルサイト http://www.moritsukeshi.com/
FBページ   https://www.facebook.com/moritsuke 

一部紹介

◎2005年から食育系サイトにてスタイリング、撮影含むおしゃれな離乳食レシピの提案(1年間連載)
◎2006年から同サイトでスタイリング、撮影含む四季の行事の創作料理のレシピ提案(1年間連載)
◎2007年から介護専門サイト、専門誌に介護食提案の調理、スタイリング、撮影を担当4年半連載
◎文化放送ピピットサンデー出演
◎フォトスタイリングジャパン主催料理写真AtoZ講座のフード&スタイリングを隔月で担当
◎他、料理本や商品パッケージのスタイリング、企業系連載誌、コラムなどに 単発で料理提案などをしています

プライベートでは2004年生まれの女の子と2009年生まれの男の子の母
簡単でおしゃれにみえる料理や盛り付けを研究中