気功で骨盤を緩めよう!柔軟性をアップさせる前屈ストレッチ

執筆者: 内藤祐太 職業:気功師
はじめに

こんにちは、気功師の内藤祐太です。

 

みなさん、 気功とは何なのかご存知でしょうか。


「気」の文字が付く言葉は数多くあります。
「雰囲気」「気分」「気心」「病気」「嫌気」「元気」「活気」など様々です。

 

日常と密接に関わっている「気」

私達は、普段から少なからず「気」と関わりのある生活をしています。
この気を上手に操りさえすれば、日常をより良くしていくことができます。

そんな気を操る方法を「気功」と言います。

気功を使った柔軟性アップ術

早速、気功で身体の柔軟性を高める技を、1つご紹介したいと思います。

 

骨盤周りの筋肉を緩める、前屈の深め方

 

 

 

 手順は次の5つです。

 

  1. まずは前屈をして、自分の手が届くかをチェック。
  2. そして自分の骨盤をまじまじとよく触る。
  3. その骨盤を両手で持っているとイメージする。
  4. その骨盤を床に置いてグシャリと足で踏む。
  5. 最後にもう一度前屈をして変化をチェックする。

 


骨盤を手で持ったり足で踏む動きは、パントマイムのように行うと良いでしょう。
あたかも、本当に骨盤があるかのように行うと効果が大きくなります。

気功の効果を実感しやすいワークですので、ぜひ行ってみて下さい。

なぜ前屈が深まるのか

上記でご紹介した方法だけで前屈が深まるのは、一見すると不思議なことです。

しかし、そのカラクリはシンプル。

 

骨盤の使い方は深く染みついてしまっている

骨盤の使い方やイメージは、長年の経験として脳に染み付いています。
このイメージを変えるのは簡単ではありませんが、気功を使うと、そのイメージを非常に変えやすいです。


その具体的な方法が、今回ご紹介した骨盤を踏む、というもの。
足で踏むことによって、かつての骨盤のイメージが壊れて骨盤周りの筋肉が緩み、前屈が深まります。

現代的気功

足で踏む、と言うのはあまり気功らしくないかもしれませんね。

しかし、これも現代的な気功法なのです。

気功は「心」すなわち「脳」を変えるもの。
脳と心を変える方法として、ツボを押すこともあればお腹に気を流すこともあります。
そして今回のように、骨盤をイメージして踏むこともあるのです。

 


方法は様々ですが、やっていることは全て心と脳を変えるという作業。
そのためのノウハウが、現代的な気功には数多くあります。

 

おわりに

気功と言うと、伝統的で古臭いイメージがあるかもしれません。

しかし、現代の気功はずいぶんと進化したものです。

 

まずは、骨盤を踏むところから始めてみて下さい。

気功の便利さを実感して頂けたらと思います。

 
 コラムニスト情報
内藤祐太
性別:男性  |   職業:気功師

現代的な気功のセミナーを東京・大阪・博多を中心に開催しております。
学生のころから気功師として活動を始めて、そのまま現在に至ります。

気功についてはブログもぜひご覧ください。
「ないとうゆうたの気功教室」
http://ameblo.jp/uta-0727/