ストレスで胃が痛い時の対処法!神経性胃腸炎や胃潰瘍の原因と対策法を紹介

執筆者: colonna
はじめに

胃が弱い人やストレスを感じやすい人は、胃が痛くなってしまうことがあります。
急な胃の痛みというのはいつ来るのか分かりません。

今回はそんなストレス性胃痛の原因と、そうなった時すぐに対処するための方法を紹介します。

 

胃が痛くなる原因

胃が痛くなる原因は人それぞれ違います。
ストレスで胃が痛くなることもあれば、胃が荒れてしまって痛い場合もあります。

正しい原因はきちんと医療機関へ行き、検査をすることをおすすめします。

 

大きな病気を見逃さないためにも、少しでも胃痛の症状があれば病院に行ったり、休息する時間を作るようにしましょう。


また、胃というのはストレスを感じやすい部位でもあります。

そのため、ストレスを溜めてしまうと胃が痛くなる人が多く、神経性胃腸炎が持病になってしまう方も増えてきています。

ストレスが原因の胃痛は、その後、例えば胃潰瘍など大きな病気に繋がることもあります。
です。

「胃が痛い」だけだった症状が、いつの間にか大きな病気の原因に繋がっていることもあるのです。

 

ストレスなどで副交感神経のバランスが崩れたりすると、胃液や消化酵素のコントロールが効かず自分自身を消化してしまう、つまり胃に穴が開く状態である「胃潰瘍」を引き起こす。(wikipediaより引用)

 

食べ過ぎで胃が痛い場合は、「食べ過ぎで胃が痛い時の対処法!胃痛の原因とその解消法を紹介(胃に優しい食事・ツボ・ストレッチなど)」をご確認下さい。

胃が痛くなった時の対処法

急に胃が痛くなった時は、以下の応急処置を行いましょう。

温かい物を飲む

まずは温かい物を飲みましょう。
牛乳やミルクティーのような胃に優しい飲み物を、ゆっくり飲んでいきます。

スープなどでも良いでしょう。

 

右側を下にして寝る

寝転ぶことが出来るのであれば、体を右にして寝転びましょう。

胃の形状を考えると、右側を下にして寝転ぶことにより負担が少なくなります。
その時は出来るだけ複式呼吸を意識するようにしましょう。

 

 

半身浴をする

体を温めることも有効です。
湯船に半身浴で浸かることで、体をじっくり温めることが出来ます。

お湯の温度は40~41度で、熱過ぎず、冷え過ぎずといった温度を保ちましょう。

 

 

ストレスをなくす

そして、胃痛の原因になっているストレッサーをなくすことが最も大切です。

 

ストレッサーとは、ストレスを生物に与える何らかの刺激のことを言う。また、その範囲は広い。主に物質的な刺激のことをいうが心理的な意味も含まれる(暑さ、寒さ、痛み、生理的物質への反応、怒り、苦しみ、など)。(wikipediaより引用)


ストレスの原因は簡単になくすことが出来ないかもしれません。

しかし、考え方1つで見方を変え、ストレスをストレスと認識しないように心掛けることも出来ます。

ストレッサーの排除はその後の胃痛をなくすためにも有効なので、必ず行うようにしましょう。

胃が弱い人が気を付けるべきこと

胃が弱い人は、食べ物や飲み物にも気を付けることが大切です。

 

避けるべき食材

まず辛い物や刺激物は控えましょう。
口の中で刺激があるものは、胃の中に入っても大きな刺激を与えてしまいます。

その結果、荒れている胃にさらに負担をかけてしまうのです。

また、コーヒーやアルコールも控えるようにしましょう。
コーヒーやアルコールも、胃に大きな負担をかけてしまいます。


胃が弱い人は、なるべく胃に優しい物を飲むようにしましょう。
煙草も勿論ダメです。

 

胃薬は乱用しない

胃痛がある時は医師の診断を受けて、症状にあった胃薬を飲むことが大切になります。

場合によっては漢方などが体質に合う方もいるでしょう。

いずれにせよ、長く続く場合は医療機関へ行きましょう。

 

おわりに

神経性胃炎というのは誰もが経験したことがあるものです。


その原因となるのはストレスなので、ストレスを対処することが最も必要なのは当然のことです。
胃痛になった時は、その場で痛みを軽減させる対処と共に、ストレス自体を対処する方法を実践してみて下さい。

 
 

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