こんにちは、ハーブティー療法研究家のmasakoです。

前回は、春を向かえるための体質改善・春季療法におすすめハーブティーとしてネトルをご紹介しました。

今日は花粉症の予防や春季療法として、そのネトルを主役にさらに相乗効果を高めるおすすめのブレンドハーブティーレシピをお伝えいたします。

ヨーロッパでの春季療法として、ネトルの組み合わせに最もポピュラーなものが、エルダーフラワーとのブレンドです。

エルダーフラワーは、甘い香りが特徴の優しい味わいをしたハーブティーです。

ルチン、クエルシトリンという成分が抗アレルギー作用をもち「インフルエンザの特効薬」とも呼ばれ、くしゃみ、鼻水、鼻づまりといった花粉症の症状に使われます。

「目が輝く」という名前の通り、こちらは目のケアに最適です。

花粉症の症状が気になる時期に、目の充血を和らげるのに役立ちます。

アントシアニンが目の疲れにもお勧めです。

粘液質が豊富で、花粉の通り道である粘膜の保護などに役立ちます。

ペパーミントの持つ「l-メントール」は、その清涼感から鼻づまりや鼻の通りを良くしてくれます。

また、気分のリフレッシュにも最適なハーブティーなので、わずらわしい花粉症状から来る憂鬱な気分を吹き飛ばしてくれるはずです。

花粉症やアレルギー症状など、体で炎症が起きている時には、常に体の中で活性酸素が発生している状態にあります。活性酸素が増えているままでは、花粉症に限らず美容や健康面においても良くない事ばかりです。

ローズマリーはハーブティーの中で最も抗酸化力の強く、花粉症やアレルギー体質の方には日頃から飲む事をお勧めします。

• ネトル…3g
• アイブライト…2g
• ペパーミント…2g
• エルダーフラワー…1g
• マローブルー…1g
• ローズマリー…2g

こちらのブレンドティーは、ペパーミントの清涼感を利かせ、すっきりとした味わいを楽しめます。

体質改善を意識して飲まれる場合は、花粉症の症状が始まる春先より3ヶ月前から続けていただくのがおすすめです。

一度に沢山の量を一気に飲むよりも、1日に3回程度に分けて飲んだ方がより効果的です。

ブレンドをすることで花粉症予防としての効果を上げるだけでなく、同時に味の調整にもなるので、冬の間にゆったりと美味しいハーブティーを頂きながら、春の訪れを待ってみてはいかがでしょうか。

せっかくの四季ある日本ですから、季節を気持ちよく満喫しましょうね。