一人暮らしの女性の防犯!玄関と窓で行う、12の安全対策ポイント

執筆者: 堀口理恵 職業:インテリアコーディネーター
はじめに

こんにちは。インテリアコーディネーター&ライフオーガナイザーの松本理恵です。


春は新しい住まいで暮らしをスタートさせる方も多いと思います。
1人暮らしは何かと不安もあると思いますので、今回は自分で出来る防犯対策を提案します。

まずは玄関・窓の防犯対策を!

女性の1人暮らしの場合、お仕事などで留守にする時間も多いはず。

そこで、通常の鍵やロックだけではなく、プラスアルファとなる防犯対策がお勧めです。

 

ドアアラーム

リモコン設定で、玄関ドアの開閉時にアラームで威嚇することができます。

ドアの外からも、操作することが出来るものもあります。

 

ドアを締めても鳴り続けるタイプもあるので、留守時はもちろん、就寝時も安心して眠りにつくことができます。

サムターンガード

サムターン廻しによる外部からの不正解錠を防ぎます。
取り付けも簡単で価格もお手頃。

ワイヤレスドアモニター

家にいながら外部の様子を確認できるモニターです。

通話や録画が出来るタイプや、スマホ連携のタイプもあるのでより安心です。

 

 

窓にも同様に
  • ガラス割りアラームの設置
  • 補助錠の設置
  • クレセント錠周辺に防犯フィルムの施工


などの防犯対策をしておきましょう。

 

 

サッシはクレセントの他、窓下に補助錠のある2ロックタイプが一般的です。
面倒でも必ず2ロックしておくことで、万が一の場合にも侵入までの時間を稼ぐ事が出来るので、より侵入されにくくなります。

照明で防犯対策!

帰宅時間が遅い方は、ストーカーに尾行されていたりすると、電気が付くことで部屋を特定されてしまいます。

 

 

事前に照明器具を操作できればより安心です。

 

  • お留守番タイマー付のシーリングをで自動的に照明を点灯させる
  • ライティングコントロールシステムを取り入れる
  • 玄関周りにセンサ付照明を置く


照明器具は明るさを確保するだけでなく、防犯にも役立ちます。
一人暮らしだからこそ便利な機能を取り入れましょう。

窓まわりでしっかり防犯

せっかくの一人暮らしだから可愛いカーテンにしたいという希望もあるでしょう。
カーテンなどの窓まわりは、仕上がりの生地によって光の透け方が変わります。

 
窓が通りに面している場合や、大きな窓がある場合には、色や柄だけでなく、使い方も工夫しましょう。

 

 

  • 遮光カーテンで部屋の外に影が出ないように心がける
  • 女性らしいカーテンを選んだ場合、ブラインドなどを追加して部屋の様子がわかりにくくする
  • ミラーレースで昼間も中が見えにくい工夫をする


一般的な生地でカーテンを作ると、部屋の様子が影絵のように映しだされてしまうこともあります。一人暮らしの場合こそ、素材には気を使っておくといいですね。


また、遮光カーテン・ミラーレース・ブラインドなどを追加すると遮熱効果も高まるので、省エネ性も高くなります。

 

 

おわりに

何にもないと思っていても、万が一の事があってからでは遅いのです。

まだ何もしていないという方も、今から実践できる予防策を行い、安全で快適な暮らしを満喫してくださいね。

 
 コラムニスト情報
堀口理恵
性別:女性  |   現在地:群馬県  |   職業:インテリアコーディネーター

大学卒業後、水質分析技師という異色の経歴から心機一転、憧れのインテリアの道へ。
以来約20年にわたり、現東京都知事自邸をはじめ、戸建ての住宅やモデルハウス・サロン・クリニック等のインテリアデザインなど、延べ2,000件以上の物件に携わる。

ただ美しいだけでなく、住む人の健康や安全性に配慮した照明設計、使いやすくて再現性のある造作家具&収納設計も好評。
セミナー講師、収納「個人レッスン」や収納相談など、活動は多岐にわたる。

2016年秋に、自身が提唱する「機能美メソッド」を住まいのあちこちに散りばめた自邸が完成。
現在は、夫と義父と三人暮らし。

【取得資格】
2級建築士・インテリアコーディネーター・キッチンスペシャリスト・照明コンサルタント・ライフオーガナイザー(R)

【HP】http://www.studio-rhplus.com/
【ブログ】http://ameblo.jp/akari-to-kurashi/