失恋の傷、癒す方法は?よりよい恋愛へステップアップするための立ち直り方

執筆者: 新倉裕太 職業:心理カウンセラー
はじめに

こんにちは。心理カウンセラーの新倉裕太です。


恋愛には素敵な出会いもあれば、辛い別れというのもあります。


失恋をした時に傷を癒す方法は色々あると思いますが、今回は「失恋後の自分を幸せにする」傷の癒し方を、心理カウンセラーの視点からご紹介したいと思います。

 

 

「相手を見返してやる!」と意気込むのは間違い?

失恋をした時によくあるのが「もっと自分を磨いてあの人を見返してやる!」という言葉です。

一見気合いも入りそうですし効果もありそうなのですが、実は落とし穴があります。

 

意外な落とし穴とは

それは「今の自分はダメだ…」というセルフイメージを自ら作ってしまっているという事です。

自分の売っている商品を悪い、と思っている営業マンから買いたいと思うお客さんはいません。

 

まずは、自分で自分を認める事から

ですので、そんな時は「私を手放すなんてもったいないわ」と言っていると、不思議と本当にそうなっていきます。

 

忘れようとすると、傷は広がってしまう
無理矢理、かさぶた(失恋の傷)は取らない

実際に怪我をしてしまった時、傷を治そうとかさぶたが出来ますが、ついついそれを取ってしまうと、実はその下に、まだ傷は残っています。

 

失恋を忘れようとする事は、かさぶたを無理やり剥がそうとしてしまうのと同じなのです。

 

 

自分の中の感情を思い切り出す

無理やり忘れようとするのではなく、まずはどうか自分の中にある感情を思いきり感じてみて下さい。

泣きたい時には思いきり泣いて「本当はどうしたかったのか」、「どうして欲しかったのか」、「何を分かって欲しかったのか」など、自分の中の感情をしっかりと感じてあげましょう。

 

そうすると、行き場がなくて体の中をぐるぐる回っていた感情がしっかり浄化されていきます。

後悔しないこと

どんなに楽しい恋愛であったり、辛い恋愛だったとしても、それを後悔してしまうとそこからはもう何も生まれません。

 

自分自身を否定しないこと

恋愛に限らず、後悔は全てをリセットしますので、自分自身を否定する事になってしまいます。

 

この別れは今は辛くても、必ず自分にとって意味があるという事を改めて考えてみると、違った発見がきっとあるのではないかと思います。

 

 

おわりに

失恋の辛さは出来れば経験したくないものではありますが、今回紹介した方法でスッキリして、また新しい素敵な出会いを迎えていきましょう。

 
 コラムニスト情報
新倉裕太
性別:男性  |   職業:心理カウンセラー

2009年から6年間、公務員として働いていたが、その時に自分自身が抱えていた劣等感による恋愛遍歴をきっかけに心理の世界に入り、自身の劣等感や恋愛に関する依存症状を克服。
2015年4月に公務員を退職し現在は、『恋愛依存』改善カウンセラーとして独立。

自身のあり方(Be)を変えて恋愛依存症を克服した自身の体験をもとに、個人カウンセリング、セミナー、コラム執筆などを通じて『依存せずにお互いを尊重できる恋愛』をサポートする活動を行っている。

◆公式ブログ
『世界でいちばん愛する人からずっと愛される方法♪』
http://s.ameblo.jp/yuta-freelife/

◆「自分を大事にしてどんどん愛される」メールマガジン
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◆License
・全米NLP協会認定 NLPプラクティショナー
・日本NLP協会認定 NLPプラクティショナー
・米国 Learning Strategies社 認定フォトリーディング講座修了