畳の正しい掃除の仕方!カビ・ダニの予防と対処方法まとめ

執筆者: 大西 紘平 職業:アパレル接客・暮らしガイド
はじめに

あなたの家には和室がありますか?

 

昔は当たり前のようにあった畳も、現在はフローリングが主流です。

畳の正しい掃除方法がわからない方も、いらっしゃるかと思います。

 

 

畳は傷つきやすい素材

気が付いたら傷だらけになっていることが、よくあります。

もしかしたら、それは間違った掃除方法が原因かもしれません。

畳の目に沿わせる

畳には目があります。

掃除するときは、畳目に沿わせるようにしましょう。

 

やさしく、掃除機をかける

掃除機を使っても問題ありません。

ただ、畳に強く当てすぎると痛めるおそれがあるため、なるべく丁寧に、ゆっくり掃除機をかけていきます。

掃除機の強さは弱~中、あればマナーモード(畳モード)を利用しましょう。

畳はカビが発生しやすい

畳の素材は、湿度が高くなるとカビが発生しやすくなります。

特に梅雨の時期は注意が必要です。

カーペットを敷いたり座布団をそのままにしておくだけでも、カビが発生してしまいます。

 

カビの効果的な予防方法は換気

窓を開ける際は直射日光が当たらないよう、注意してください。

畳が日焼けしてしまいます。

 

梅雨時期や畳の日焼けが気になる場合は、除湿機、エアコンの除湿モードを利用しましょう。

 

乾拭き習慣を!

掃除機を賭けた後は、乾いた雑巾で拭きましょう。

畳目に沿わせることをお忘れなく。

 

畳に発生したカビの対処方法

すでにカビが発生している場合、消毒用のアルコールと、食器用洗剤を利用します。

 

 

  1. 畳を乾拭き
  2. 水で希釈した食器用洗剤を付け、畳目に沿って拭く
  3. 消毒用アルコールを乾いた雑巾に吹き付け、同じように拭いていく
  4. 仕上げの乾拭き

 

カビがしつこい場合は、漂白剤も有効です。

 

食品の汚れが付いた場合

醤油やケチャップなどのシミが付いたら、すぐ乾いた雑巾で拭き取りましょう。

 

中まで染み込んでしまったら?

塩素系漂白剤を使います。

数倍に希釈したものを雑巾に染み込ませ、畳目に沿わせて汚れを拭き取りましょう。

取りにくい場合は、綿棒も有効です。

ダニが住み着きやすい

ダニにとって、畳は快適な居場所となります。

ダニ予防は畳の陰干しが有効ですが、マンションなどでは置き場に困ってしまうでしょう。

 

ダニとカビの発生条件は似ている

カビ発生時と同じように、消毒用アルコールで定期的に掃除しましょう。

部屋の換気を怠らないようにするだけでも、ダニの発生は抑えられます。

ハウスダストの原因になり、アレルギーを引き起こすこともあります。

特に小さな子供が居る家庭は、注意しましょう。

おわりに

原理がわかれば、畳の掃除方法はそれほど難しくありません。

重要なポイントは「畳目に沿う」「換気」です。

 

毎日こまめに掃除して、ダニやカビの発生も食い止めましょう。

 
 コラムニスト情報
大西 紘平
性別:男性  |   現在地:香川県  |   職業:アパレル接客・暮らしガイド

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服飾専門学校を卒業後はアパレル業界へ数年間身を置いていました。
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