こんにちは、フローリストの宇野知子です。

5月第2日曜日は「母の日」ですね。

今回は、母の日の贈りものとしての「フラワーアレンジメントの作り方」についてお話します。

1907年5月12日、アメリカに住むある女性が、自分の母親の追悼会でカーネーションの花を捧げたことから始まったといわれています。

その後、国民の祝日と制定され、母親が健在の人は赤、母親を亡くした人は白のカーネーションを胸に飾って称える慣わしになりました。

国によって期日は違いますが、世界各国で「母の日」が設けられているようです。

日本では、5月の第2日曜日を「母の日」と決め、日ごろの感謝の気持ちを込めて、母の日のシンボルでもあるカーネーションを渡すことが一般的とされています。

カーネーションは、ナデシコ科ナデシコ属の多年草植物です。

赤・ピンク・紫・黄色・オレンジ・白・グリーンなど様々で、大輪咲きやマーブル模様など、品種改良され、つぎつぎと新しい品種が出てきています。

ほぼ1年を通して流通し、華やかで花持ちが良いことから、多くの人に親しまれているお花です。

1本の茎に花がひとつ咲くスタンダードなものと、1本の茎から枝分かれし、多数の花が咲くスプレー咲きタイプがあります。

また、母の日の頃になると鉢物としても出回り、母の日ギフトとして、鉢のままラッピングして

市販されています。

母の日ギフトということで、お花を飾り終わった後も使うことができる「食器」などを器にしてみては如何でしょうか？

• 吸水性スポンジ
• カップなどの食器類
  防水できるものをご用意ください。今回、使ったのは「ホーロー製のカップ」です。

• 平たい葉ものと細かい葉もの
  今回使ったのは、「レモンリーフ」と「ブプレリューム」です。

• カーネーション
  今回使ったのは、「スプレー咲きタイプ」のカーネーションです。

• カーネーション以外の花もの
  今回使ったのは、「バラ」・「トルコキキョウ」・「アンスリウム」です。

アンスリウム

 

花と花の間に中輪の花（スプレーカーネーションなど）をアレンジする

 細かい葉もので全体を整えて、出来上がり♪

お水を入れて飾ってくださいね。 

 

おわりに

応用として、大きめの食器などでお花を増やせばボリュームたっぷりのアレンジメントになります。

リボンなどをあしらって、好みのアレンジメントに仕上げましょう。

 

母の日が、楽しみですね。