こんにちは、整理収納アドバイザーの中井祐三子です。
お子さんのモノの収納、お困りではないですか？

せっかく整理収納して、「スッキリ空間」になったのに、お子さんがそれをキープ出来ずに「リバウンド」してしまうことはよくあります。

そんな時は、お子さんの様子をよく見てみてください。

収納方法が少し難しいのかもしれません。

お片付けが苦手なお子さんには、簡単に出せて、簡単に戻せる方法を考えてあげましょう。

今回は、IKEAのアイテムを使って、簡単にお片付けが出来る方法をご紹介します。

帰ってすぐに所に、「掛けるだけ」。

鍵の定位置にぴったりです。

小さいお子さんには、しっぽの先端が危ないので、少し高めの位置に付けるのがお勧めです。

子供部屋に入ってすぐの場所に2つ設置しています。
習い事のカバンや学校のサブバックなどを「掛けるだけ」の収納です。

こちらは、先端も丸みがあって、小さいお子さんにも安心です。

この中でも、よく使うものは手前に、あまり出番の無い物は後ろへ配置しましょう。

ポンと放り込むだけなので、子供でも簡単です。

カバンの収納や帽子・ゲーム機を入れるにも良い大きさかもしれません。

こちらも、「入れるだけ」で「可愛く見せる収納」ができます。

もともと、6つの入れる所があるのですが、ベッド下に吊り下げたかったのと、そんなに、ぬいぐるみの数がなかったので、4つをカットして2つにして使用しています。

少し長めにカットして、端をミシンでぐるりと縫えば、簡単にきれいになります。

このように、お母さんのひと手間で、ご自分の家に最適な収納場所になりますよ。

名札・財布・ハンカチ・鍵など、失くし易い小物にもちゃんと定位置をあげることで、小物の迷子を防ぐ事が出来ますよ。

整理収納のご相談でも、「お子さんがお片付けが出来なくて」とお困りのお母さんのお話をよく伺います。

でもそれは、お子さんがどうやって仕舞うのか分からなかったり、モノの住所が決まっていなかったりすることが多いようです。
そして、いざモノの住所が決まっていても、ちょっと、片付けるのにアクション数が多くて面倒だったりするのかもしれません。

お子さんの行動動線や、いつも置きっぱなしになる場所など、一度よく観察してみてくださいね。

そこにどうすればいいかの答えがあるはずです。

前回のコラムでは「収納用品は、シンプルがお薦め」と書きましたが、子供部屋は例外です。
元気で明るい色が子供らしくて良いですね。
色によっても、心に色々な作用があるそうですよ。