照明の代わりにキャンドルを。北欧から学ぶ、癒しのキャンドル活用法

執筆者: こんぶり
はじめに

北欧では、家の様々な場所にキャンドルが置かれ、日が落ちる頃には家中のキャンドルに灯りがともされます。
それは誰の仕事という訳でもなく、暗くなれば家族皆でキャンドルに灯りをともして回るそうです。
日本ではなかなか目にしない光景ですが、北欧のお宅ではそれが日常的な様子なのです。

 

今回は、その北欧のキャンドルの意味合いと、日本でも気軽に取り入れられるキャンドル使いをご紹介します。

 

 

北欧の人々の“灯り”に対する思い

北欧の人々は、“灯り”に対してすごくこだわりがある事で知られています。

 

日照時間の少ない北欧の冬

北欧の冬は、日本と比べると日照時間がとても少なく、日によっては数時間程度しか太陽が昇らないという事もあります。

そんな理由から、北欧の人々は日の光を貴重なものと考え、家の中でも“灯り”をとても大切にしながら暮らしています。

 

日本でのキャンドルの位置

日本ではキャンドルを使って、それを“照明”の代わりとする習慣が無いと思います。

 

日本人が思うキャンドルの印象とは

日本人の私達がキャンドルを見て、まず最初に思い浮かべるのは“誕生日”や“クリスマス”といった特別な日ではないでしょうか。

 

もちろん最近ではキャンドルの癒し効果が見直され、街の様々なお店でお洒落なキャンドルや、キャンドルホルダーが並べられているのをよく見かけるようになりました。

 

IKEAの存在で北欧がより近い存在に

またスウェーデン発“IKEA”の日本進出により、本場北欧のキャンドルグッズを気軽に楽しめるようにもなりました。

 

しかし、私達日本人にとっては普段の生活の中でのキャンドルは、まだまだ馴染み深いものでは無いのかもしれません。

北欧の照明への考え方
日本の場合

一般的には、照明は部屋全体を明るく照らしてくれるものが好まれているのではないでしょうか。
また、照明器具も部屋に一つ二つあれば、十分に明るく照らせるものばかりだと思います。

 

複数の照明を使う北欧

北欧での照明への考え方は日本と少し異なっていて、照明器具一つで部屋全体を明るく照らすのではなく、複数の照明をスポット的に使って明るくしていく、というのが一般的な考え方の様です。

ですので、日本と比べると、照明の効率が悪くなってしまうイメージもあります。

 

キャンドルの魅力

キャンドルでは、何本と集めても部屋全体をパッと明るく照らす事は出来ないかもしれません。

 

しかし、キャンドルの光には暖かで優しい魅力があります。

部屋全体を明るく照らす事が出来なくとも、そこにいる人がホッと落ち着けるような癒しの空間を作り出す事の方に、北欧の人々は重きを置いているのかもしれませんね。

 

 

暮らしやすい、落ち着ける、素朴で暖かい、といった北欧インテリアのイメージからも推測出来ます。

 

北欧気分を楽しんでみよう

キャンドルを日常的に使うとなると大変ですし、どうしても火事の心配も出てきますよね。

 

LEDキャンドルの勧め

そんな時に、気軽に楽しめるアイテムが“LEDキャンドル”です。

1個数百円~売られているので、何個も集めてそれを照明の代わりに…といった気分だけでも味わう事が可能です。

 

小さな子供がいても安心

何と言っても本物の火を使わないので、小さな子供がいても安心して使えるのが嬉しいです。

キャンドルホルダーと組み合わせて使うと、尚素敵です。

 

おわりに

お洒落なインテリア雑誌の中でも、キャンドルやキャンドルホルダーが部屋のアクセントとして使われているのをよく見かけます。
飾りの意味だけでなく、実際に灯りがともればテンションも上がりますよね。

ぜひ一度、小さなLEDキャンドルコーナーを作って、北欧気分で癒されてみて下さいね。

 
 コラムニスト情報
こんぶり
性別:女性  |   現在地:埼玉県  |  

埼玉県在住の30代の主婦です♪
平成24年生まれの息子と30代夫の3人家族です。
インテリアや雑貨が大好きで、特に北欧インテリアに夢中です!
少しでも自分の家が好きになれるよう、日々奮闘しています。

ブログも書いていますので、ご覧いただけたら嬉しいです☆
【大好き北欧な暮らし:http://daisukihokuou.blog.fc2.com/】
宜しくお願い致します。