ドレスを決めるときにこだわるところは何か?
もちろんデザインですよね。
ではその次にくる重要なポイントは何でしょう。
例えば、自分に似合っている、会場に適している、価格やブランド、生地感や風合いなど答えられると思います。
人それぞれ色々な選択ポイントがあり、それらを基準にドレス選びをするのはもちろん間違ってはいません。
ドレスのデザインの次に、最もこだわって欲しいところは、そのドレスのサイズ(フィット)感です。
どんなに素晴らしいデザインでも、体にジャストフィットしていなければあなたの魅力を充分に引き出すことはできません。
あなたのドレスを体にフィットさせることが最高の一着に近づけるのです。
実は、皆さんの衣裳選びをお手伝いするスタイリストたちと、式当日にお手伝いする美容部員との間に大きな課題があります。
路面のドレスショップにしても、ホテルや式場内の衣裳室にしても、接客するスタイリストは当日の新婦様の様子を見ることができないですよね。
これがサイズ補正を“微妙”にさせてしまっているのです。
式の当日に着付けをするのは殆どが会場の美容部員です。
ドレスを着た状態でのご誘導や案内もスタイリストではないのです。
とある会場の美容部員たちに聞いたことですが、当日、新婦様の体に合っていないということが本当に多いそうです。
お辞儀をすると胸元がパカパカ…全体の見た感じもブカブカ…最悪なのは、ドレスのスカート前部分が絡んできて歩けない…なんてことがあります。
なぜこのようなことが起きてしまうのでしょうか?
それは、多くのドレスショップ等では、フィッティングルーム内での衣裳合わせが全てになってしまっているからなのです。
「私の選んだドレスショップでは、挙式の1週間前に最終サイズ合わせをしているから大丈夫」と思われた新婦様もいらっしゃると思います。
でも、気をつけてください。
“鏡の前での立ち姿がきれい”だけでは全然ダメです。
この確認だけで当日へ臨んだ多くの新婦様が涙をのんでいます。
では、どうしたらいいのでしょうか?
そのドレスがあなたにフィットしているかを確認する方法は、
「ドレスを着て動く」コレだけです。
このちょっとしたことで、選んだそのドレスがしっかりあなたの体にフィットしているかが分かります。
静止した状態でいるなんてことは、結婚式中殆どありません。
それにも関わらず、ドレス合わせは最初から最後まで、止まったままで行うことがほとんど。
必ず、ドレスを着て歩いてみてください。
それから、サイズ補正後のドレスを着た状態で、お辞儀の練習も忘れずに。
それほど大きなフィッティングルームがないというドレスショップ・衣裳室もあると思いますが、歩く練習にもなりますので、フィッティングルームの外で恥ずかしがらずにチャレンジしてみてください。
床の上と絨毯の上でもかなり違います。
ドレスショップや衣裳室によっては、花嫁のマナー練習と称して新婦様の立居振舞を教えてくれるところもあります。
そのような機会にはぜひ参加してみてくださいね。
そのウェディングドレスがあなたにとって最高の一着かどうかは、サイズ感が決め手です。
妥協はせずにこだわってくださいね。
あなたのドレス探しを応援しております。
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