便秘解消、老化防止効果も。お弁当のおかずレシピにもおすすめの「オクラ＆こんにゃく料理」の作り方 (1/2)

こんにちは、ジュニア野菜ソムリエの佐川いく子です。

みなさん、オクラはよく食べますか？

今回は、オクラとこんにゃくを使って、炒め煮にしました。
ピリ辛味なのでごはんが進みますし、冷めても美味しいので、お弁当のおかずにもぴったりです。

オクラの旬は、7月～9月です。

原産国は東北アフリカで、国内では、鹿児島、高知、沖縄など、温かい地域で栽培されていることがわかります。

種類は写真のような一般的に売られているオクラの他に、「ミニ」と言う小さいものや、紫色をした「赤オクラ」などがあります。

オクラは「β-カロテン」や「食物繊維」を多く含みます。

• β-カロテン

生活習慣病の予防や、老化防止効果があります。

• 食物繊維

便秘解消の他、肥満予防効果が期待できます。

消化に時間がかかるため、食後の血糖値の上昇を抑制する効果がある上、腹持ちがよく、空腹感を感じにくくもなります。

ダイエット中には積極的に摂取することをお勧めします。

そして、オクラのネバネバのもとは、「ペクチン」と「ムチン」という物質です。

今回のレシピで使っている食材、「オクラ＋こんにゃく＋油」の組み合わせは、「美肌」に効果があります。

オクラとこんにゃくに含まれる食物繊維で、便秘が解消され、吹き出物が減ります。

また、オクラに含まれるβ-カロテンは、アンチエイジング効果が期待できます。

なお、β-カロテンは、今回ご紹介するレシピのように、油と一緒に摂ることで吸収率が上がります。

美肌、ダイエットに効果がある、冷めても美味しい、ヘルシーレシピです。

• オクラ ... 6本
• こんにゃく ... 1/2枚(200g)
• 砂糖 ... 小1
• ほんだし ... 小1/2
• 水 ... 50cc
• 醤油 ... 大1
• サラダ油 ... 大1
• ごま油 ... 小1/2
• 鷹の爪 ... 適量

1. 鍋にお湯を沸かし始める。

2. オクラは塩をふって板ずりにする。

3. がくの部分を、くるりと剥くようにして取る。

4. 1の鍋の水が沸騰したら 3を入れる。

5. さっと色が変わる程度に茹でて、水に取る。

オクラはさっと茹でると、グリーンが鮮やかになります。

鍋のお湯は、後でこんにゃくの下ゆでに利用するので、捨てないでください。