糖尿病の初期症状を知って早期発見を!恐ろし過ぎる糖尿病の兆候

執筆者: Latte Columnist
糖尿病の症状 初期症状から合併症まで

生活習慣病の一つである「糖尿病」。

 

「健康診断で、糖尿病予備軍だと言われてしまった」
「親が、糖尿病なのに食事節制をしない。進んだらどうなるのか不安」


上記のような悩みを抱える人も多いのではないでしょうか。

今回は、「糖尿病の症状」として、糖尿病の初期症状と、進行した後の症状についてお話していきます。

頻尿、喉の渇きには要注意!

糖尿病が発病していても、初期の頃は、強い痛みが襲ったり、手足がしびれたりといった、明確な症状があるわけではありません。

ですが、あきらかに普通ではないような行動でもって、警告を発します。

たとえば、「頻尿」

頻繁にトイレに立つようになり、寝ていても目が覚めることもあります。

 

次に、「異常な喉の渇き」

こちらはトイレの回数以上に、わかりやすいです。

 

特に暑い時期でもないのに、毎日大量の水を飲むようになります。

1日に7リットル近い水を飲み干すということまであり、あきらかな異常性を持ちます。

 

 

ダイエットをしていないのに、体重が減る!

また、この時期になると、ダイエットなどをしていないにも関わらず、体重が減っていきます。

血液のなかにブドウ糖が溶けっぱなしになっており、これが赤血球の流れを妨害します。


赤血球は、体の細胞に栄養と酸素を運ぶ役割があるのですが、赤血球が行き届きにくくなると、人間の体は、それ以外のエネルギーを使って生命を維持しようとします。

 

そのため、脂肪などが消費され、体重自体は落ちていくのです。

 

疲労感を覚えやすくなる

また、筋肉も消費されるので、疲労感を覚えやすくなります。

 

糖尿病が進むとどうなるの?

糖尿病になったあと、血糖値を下げる工夫をしなければ、どんどん状態は悪化していきます。

 

代表的な合併症「壊死」

糖尿病で代表的な症状といえば、やはり、「壊死による四肢(特に足)」の切断」でしょう。

 

足がしびれた状態になっていくのですが、痛覚自体もまひしていくため、怪我をしてもそれと気づかず放置する可能性が高くなり、これが壊死に結びつくこともあります。

 

痛みというのは厄介なものであるのと同時に、「警告」でもあるのです。

 

次に、目の問題

網膜にも血管が走っていますが、この血管にも影響が及びます。

視力の低下を招くばかりでなく、最悪の場合は失明にいたります。

 

腎臓病、脳梗塞になる確率もアップ

また、糖尿病によって腎臓病になったり、脳梗塞になったりする確率もグンと上がります。

命にかかわるような病気につながる危険性のある糖尿病は、非常に怖いものだと言えるでしょう。

ですが、糖尿病は、きちんと治療し、生活習慣を見直せば、対策ができるものでもあります。
治療と改善に取り組みましょう。

 

おわりに

一度発症すると、完治は難しいとされている糖尿病。

ですが、血糖をコントロールして上手く付き合えば、合併症の発症も防ぐことができ、健康な人と変わりなく元気に生活を楽しむことが可能です。

 

日常生活の中で糖尿病の「サイン」を見逃さないようにしましょう。

もし上記症状に身に覚えがある方は、できるだけ早急に病院での受診をお勧めします。