こんにちは、 ジュニア野菜ソムリエの佐川いく子です。

ゴーヤは夏の定番野菜として有名ですが、わたや種まで食べられることをご存じでしたか？

ゴーヤはビタミンCが豊富に含まれていますが、その中でも、種は皮の2倍、わたは皮の3倍も含まれています。

これは、捨ててはもったいないですね。

今回は、このゴーヤのわたも種も無駄なくすべて使い、ドリアにしてみました。

わたも種も細かく刻んでしまうので、気にならないで食べられますし、冷めても美味しいので、お弁当のおかずにもピッタリです。

ゴーヤの旬は6月～9月です。

原産国は熱帯アジアで、国内では、沖縄、宮崎、鹿児島など、温かい地域で栽培されていることがわかります。

種類は写真のような定番のグリーンの他に、小ぶりなミニゴーヤや黄緑がかった白ゴーヤがあります。

ゴーヤはビタミンC、カリウムを多く含み、ビタミンCは風邪の予防や美容効果、カリウムは体内から塩分を排出してくれるので高血圧予防が期待できます。

また、独特の苦みは「モモルデシン」という成分によるものです。

胃液の分泌を促して食欲を増進させる他、血糖値を下げる効果も期待できます。

今回のレシピで使っている食材、ゴーヤ＋パセリ＋えびの組み合わせは、老化防止に効きます。

ゴーヤとパセリに含まれるビタミンCと、えびに含まれる赤い色素である「アスタキサンチン」を合わせることで、老化防止効果が期待できます。

ゴーヤのわたも種も無駄なく使った、お弁当にもピッタリのドリアのレシピです。

• ゴーヤ　...1本(30cmくらいのもの)
• 冷凍むきえび ...小さ目のもの18尾(約60g)
• パセリ ...3g
• ごはん ...85g
• ケチャップ ...大1.5
• サラダ油 ...小1
• ピザ用チーズ...適量

1. ゴーヤは、中のわたと種を取ります。

2. わたと種は、細かく刻みます。

3. ゴーヤはビニールに入れてレンジ(600W)で5分～6分加熱します。

4.えびは解凍して2等分に切り、お酒を入れてからもんで水で洗いします。

キッチンペーパーで水気を取り、塩、コショウで下味をつけます。

えびに背ワタが残っている場合には、楊枝などで取り除いてください。