ズッキーニの栄養で夏バテ・夏風邪解消!お汁も飲める夏野菜の煮物レシピ

執筆者: 佐川いく子
はじめに

こんにちは、 ジュニア野菜ソムリエの佐川いく子です。

 

皆さん、ズッキーニはよく食べられますか?

ズッキーニを使った料理と言えば、フランス料理のラタトゥイユが有名ですね。

 

フランス料理やイタリア料理でよく使われる野菜ですが、原産地はメキシコ。

そして、その形状から、きゅうりの仲間と間違われることが多いのですが、実は、かぼちゃの仲間なのです。

 

今回は、このズッキーニを使って、あっさりとした煮物をご紹介します。

汁まで飲めてしまうくらい、薄いお味になっています。

 

 

ズッキーニの旬・産地・種類

今が旬の夏野菜

ズッキーニの旬は6~8月と、まさに今が旬です。

 

日本での産地

宮崎、長野、千葉、などで多く栽培されています。

 

 

色々な種類がある

ズッキーニには、この写真の他にも、黒い色の物、かぼちゃのように丸い形の物、上に花のついた物等があります。

ズッキーニの栄養と効能

ズッキーニには、様々な栄養素が含まれています。

 

  • カリウム:塩分を排出する役割があり、高血圧などに効果的
  • カロテン:代謝を促進し老化防止に効果的
  • ビタミンC:風邪予防、疲労回復など
  • ビタミンB2:皮膚や粘膜を正常に保ち、美肌効果が期待できる

 

効能をUPさせる組み合わせ

ズッキーニとオリーブオイルの組み合わせで、免疫力アップが狙えます。

 

ズッキーニは油との相性が良く、油で炒めることでカロテンの吸収率が高くなり、免疫力アップ、風邪予防等が期待できます。

 

なお、油の中でもオリーブオイルとの相性が最も良いですよ。

夏風邪の予防に!「ささみとズッキーニのあっさり煮」
材料

2人分の分量になります。

 

  • ズッキーニ:緑、黄色、各1/2本
  • 鶏ささみ:2本
  • 白だし:大1.5
  • 塩:少々
  • 水:150cc
  • オリーブオイル:大1/2

 

作り方

1.

鶏ささみは筋を取って一口大に切り、洗ってヘタを取ったズッキーニは、1cm幅の輪切りにする。

 


2.

ズッキーニをオリーブオイルで炒め、水、白だし、塩を入れて中火の弱火で3分程度煮たら、ささみを入れて1分煮る。

火を止めて、約30分放置したら完成です。

 

 

ささみは強火で煮過ぎると硬くなるので、最後に30分放置して余熱で火が通るようにしています。

 

おわりに

クセのないズッキーニは、炒めたり、煮たり、焼いたりと色々な食べ方を楽しめます。
旬の野菜は栄養価も高いので、ぜひこの時期の食卓にズッキーニを取り入れてみて下さいね。

 
 コラムニスト情報
佐川いく子
性別:女性  |   現在地:埼玉県  |  

みなさん、初めまして。佐川いく子と申します。
私の略歴を・・・調理師の資格取得後、板前見習い2年、自宅で料理教室4年、その間にジュニア野菜ソムリエの資格を取得し、現在は主婦をしております。
また、私はレシピブログを開設しております。
タイトルは『SmileKitchen~菜食健美~』。
SmileKitchen=笑顔でキッチンに立てば美味しい物ができますよ。
菜食健美=野菜を食べて、健康で美しくなりましょう。
こんな意味が込められいます。
ですので、私のレシピの殆どが野菜中心です。とは言え、私はベジタリアンでもなければ、ヴィーガンでもありません。お肉やお魚も一緒にバランス良く食べましょう、と言うことをオススメしています。
また、レシピはそれぞれの素材の栄養分を逃がさないよう、『食べ合わせ』を考えて食材を合わせたり調理したりしていて、美肌レシピや老化防止(アンチエイジング)レシピ、骨元気レシピと言ったものがあります。
良かったらご覧ください。
SmileKitchen~菜食健美~
http://ameblo.jp/smile-saishoku/