林檎は、1日1個食べていれば医者いらずと言われるほど、健康に効果的な果物。
最近は「りんごダイエット」などで、林檎を食べて痩せる方法なども人気です。
しかし、同時に「林檎はカロリー・糖質が高く、ダイエットには不向き」とも噂されています。
ダイエット中、リンゴは食べてはいけないのでしょうか?
リンゴの栄養素や効果的な食べ方を見ていきましょう。
1個分のカロリーは約54kcal
五訂日本食品標準成分表によると、生リンゴ1個分(100g)のカロリーは、約54kcal。
同量のバナナ1本は約80~100kcal、みかん中1個は約44kcalです。
フルーツの中で最も高カロリーなのは「アボカド」で、約186kcalです。
どうやらリンゴは、果物の中でも低カロリーに位置するようです。
中性脂肪やコレステロールの摂り過ぎでドロドロになった血液を、さらさらにしてくれる効果があります。
赤ワインに含まれることで有名なポリフェノール。
老化やがんの原因の1つとされる「活性酸素」を除去する働きを持つため、老化防止に役立ちます。
抗酸化物質の一つであるペクチンが豊富に含まれているため、アンチエイジングフルーツとして摂取したいところです。
リンゴに含まれる果糖やブドウ糖などの糖類は、即効性のエネルギー源となるため、頭をしゃきっと働かせたい時や、エネルギーを多く使う時に食べたいフルーツ。
また、リンゴ酸、クエン酸などが豊富に含まれており、疲労の原因を作る「乳酸」の分解を促すため、疲労を回復させる効果があります。
水溶性と不溶性の食物繊維が含まれており、加熱することでオリゴ糖が増えてより高い効果を発揮します。
風邪や二日酔い時など、胃腸が弱っている時はすりおろして食べると、胃腸に優しく便秘を解消してくれます。
リンゴに含まれる「カリウム」が余分な塩分の排出を促し、むくみを解消します。
水溶性の食物繊維「ペクチン」は、血糖値の急な上昇を抑えてくれる成分。
通常、血糖値が急激に上昇すると、それを下げようとして「インスリン」が分泌され、それが脂肪となって蓄積されます。
しかし、リンゴの持つ「ペクチン」を摂取することで血糖値は急に上昇せず、インスリンを押さえることが出来ます。
リンゴ1個(100g)の糖質は約13g。
ちなみにバナナ1本分で約20g、みかん1個(100g)で約11g、白米はお茶碗1杯分(約100g)で、約55gの糖質が含まれています。
女性が好きないちご100gには約7.5g、グレープフルーツ100gには約9g。
想像していたより少ないと感じられたのではないでしょうか。
実は実より、皮の方に栄養素が多く含まれています。
りんごの皮と果肉の間には、実の約4倍のりんごポリフェノールが含まれているため、皮ごと食べるか、別途皮をスライスして頂くようにしましょう。
日本産であれば、農薬は軽く水洗いすれば問題ありません。
りんごに含まれる糖分が素早く脳にエネルギーを与えてくれます。
また、朝に食べた方が便秘解消にもよく、朝のご飯をリンゴに置き換えるのもよいでしょう。
夜遅くの食事が多い人は、炭水化物の代わりにリンゴを食べるのもおすすめです。
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