美ダイエット成功のカギは和食にあり!「ゆる自炊」で食生活を整えよう

執筆者: 笹生暁美 職業:フードデザイニスト
体重を落とすだけのダイエットはさよなら!

こんにちは、フードデザイニストの笹生暁美です。


世に出回る数多いダイエット方法。次々と新しいダイエット法が出てきます。
あなたも一つや二つ、試したことがあるかもしれませんね。
私は20代の頃、とにかくやせたくてりんごだけ3日間ダイエットや油を一切取らないダイエット、スイーツを食べないなどいろいろと試しました。
しかし、ことごとく失敗。目標の体重までウェイトロスできませんでしたし、またダイエットが終わるとすぐに以前の体重に戻ってしまいました。

ダイエットは成功しない。そう思ったものです。

 

 

しかし、40代の今は20代の頃に目標とした体重にもなりましたし、それをキープできています。

キープできる理由はきちんとあります。
必要以上に太らない自信もあります。

それはポイントを知り、体がそれを受け入れているからです。

ダイエット最中は幸せ?

さて、ダイエットをしている時の精神状態はどんなものでしょう?


「食べたいけど、我慢しなきゃ」「早く終わらないかな」など精神的にも体も満たされていないし、情緒的にもギスギスと不安定ではありませんか?
このような状態であれば、ダイエットは一時的であり、終わったらすぐに元の食生活に戻りリバウンドするでしょう。
そして「ああ、また食べちゃった」と反省し、「今度こそ」と常に最終的なダイエット法を探すことになります。

ダイエットをして手に入れたいものは、体重計で計る数字ではありません。
本当に欲しいものは、美しくてしなやかで健康的なボディとココロでしょう。
自分のことをキレイだと思えるようなボディであって、単に体重の落ちた痩せた体ではないでしょう。
そんな美しさはギスギスした精神状態から生まれるでしょうか?

そうであるのなら、本当のダイットとは「3日で3kg痩せる!」ような一時的な方法ではなく、長い間続けられる「きちんとした食習慣を身につけること」
これらは常識的で、目新しいものでもなく、地味なのですが、実は一番の近道です。


普段の食事を整えてしまえば、「〇〇ダイエット!」に躍らされることもなく、心も安定してくるので、あなたが望む「美しい私」を手に入れることも夢ではなくなります。

実はカンタンな食事の整え方とは?

さて、それではどのように食事を整えましょうか?
実は私達日本人はそれほど難しいことじゃないのです。

ミス・ユニバースを育てたエリカ・アンギャルさんは高校時代に日本に留学をし、日本のホストファミリーと同じ食事をしました。最初は魚が苦手だったそうですが、数ヶ月たった頃に、あれほど悩んでいたニキビが消えて驚いたそうです。
また1997年に当時、医療費増大で悩んでいたアメリカで発表された研究結果のマクガバン・レポートにも理想の食事が報告されています。

食事の整え方、その答えは「伝統的な和食」です。
精製度の低い穀物を主食にして、季節の野菜や海藻、小さな魚介類の食事です。
和食ベースにシフトすること、これが食事のベースです。

 

 

持続可能な和食自炊

和食ベースにするには外食中心はちょっと大変。だから自分で作ってみましょう。
白米があれば、雑穀切り干し、芽ひじきを加えて炊いてください。
パワフルな主食が出来上がります。余ったらおにぎりにしてお弁当にもできますし、冷凍しておいてもいい。
まずはごはんを整えてパワフルにしてみましょう。

ケアしてあげたら体は喜びますし、私、きちんとしているかも!と思えるので、嬉しい気分が生まれてきて、気持ち的にも安定しますよ。

 

さいごに

まずは主食から始めましょう。これは一時的なダイエットからさようならし、いくつになってもずっと使える美しき自分軸を作り出す1歩です。


10年20年後、大きな違いを生み出す軸を今、作り始めましょう。

 
 コラムニスト情報
笹生暁美
性別:女性  |   職業:フードデザイニスト

主な取得資格
スイーツ:コルドン・ブルー ロンドン校にてサティフィケート取得
マクロビオティック:リマ・クッキングスクール師範科卒業
ローフード:アメリカ・LLCAIにて公認インストラクター取得