散らかっている部屋は精神的ストレスを大きくさせる!汚部屋掃除の「まずは」やるべきこと

綺麗な部屋は「床にモノが置かれていない状態」がベスト。掃除のやり方が分からない人のための、意識したい2つの整理整頓ポイントとは。

執筆者: 笹生暁美 職業:フードデザイニスト
散らかった部屋での食事は美味しくない

こんにちは、フードデザイニストの笹生暁美です。

 

帰宅してドアを開けて、まず目にする空間がごちゃごちゃだったら?

一気に「あ~」と、気分が落ちてしまいますよね。

 

毎日過ごしている場所が散らかっていると、せっかくお料理しようと思っても「まあ、いいや」となってしまいます。

美味しくお食事をいただくために、ちょっとだけ変化させてみませんか?

 

 

断捨離を始められない…

正直に言いますと、大学の頃はお片づけが苦手で、お部屋は散らかっていました。

 

ずっと散らかった場所に住んでいると、感覚が麻痺してしまいます。

一人暮らしをしていたお部屋に遊びに来た友人が、一言。

「…汚い」と言ったのを今でも覚えています。


今では一念発起し、断捨離も済ませて80%は納得できる場所にしていますので、昔のお部屋は思い出すと恥ずかしくなりますね。

 

「少なく、シンプルに」

世の中は断捨離、ミニマリスト、シンプルライフと言ったライフスタイルが注目されており、昭和の頃の「もっとたくさん、もっと大きく」の価値観とは違ってきています。

 

それはそれでいいのですが、なかなか断捨離や「こんまり流ときめき整理収納法(こんまりメソッド)」で有名なこんまり(近藤麻理恵)さんの言うように、できないという方も多いのではないでしょうか?

 

部屋を片付けるには、とてもエネルギーが必要です。

なかなか腰を上げられないと思うのも当然です。

そんな根本的には片付けられない、でももう少しマシにしたいのであれば、まず始めたいこと。
床に物が置いていない状態を作る。
ここに集中してみてはいかがでしょうか?

 

 

部屋が散らかっているデメリット

床に物があると本当に不便です。

 

掃除に時間がかかる!

まず掃除に時間がかかります。

物をどかして、掃除機かけて、また移動して。

こんな状態では掃除機をかけなくなるでしょう。

 

探しものの時間が増える

そして探しもの時間が増える。

適当に置いてあるものですから、必要になった時にすぐに取り出せません。

 

爪切りは?ハサミは?

見つからないので、買ってきて同じものが増えるということに。

ある方は爪切りだけで10個あったそうです。


こんなストレスフルな状態が解消されたら、かなり気分も明るくなるでしょう。

 

快適に過ごすための第一歩
まずは床に置かれているものをどかそう

床にあるものをチェックすると、雑誌などの紙類、洋服、小物、捨てようと思っているもの。

こんな感じでしょうか。
端から攻めていきましょう。

 

洋服はクローゼットに。

本は捨てるか保管か決める。

小物も捨てるかどうか決めて、一箇所にまとめる。ゴミはゴミ袋へ。

 

家具の上に物を置かない

次のチャレンジは、家具の上に物を置かない。

 

すぐ使うからと、雑誌や文具などをテーブルの上に置いてしまいがち。

物を探す原因です。

 

細かいものは持ち運びできるようなカゴにまとめておきます。

ここを探せばいい、という箱を作っておくと探しものはずっと減ります。


散らかっている程度のお部屋なら、床を見えるようにし、テーブルの上に物がなくなれば、かなりすっきりします。
それからエネルギーが出てきたら、本格的に断捨離を始めたらいかがでしょうか?

 

 

おわりに

食事を美味しく食べるには場所も大切な要素です。

 

完璧でなくとも、今より少し良い状況を作る。

軽い気持ちで始めてみてください。

 
 コラムニスト情報
笹生暁美
性別:女性  |   職業:フードデザイニスト

主な取得資格
スイーツ:コルドン・ブルー ロンドン校にてサティフィケート取得
マクロビオティック:リマ・クッキングスクール師範科卒業
ローフード:アメリカ・LLCAIにて公認インストラクター取得
    

 

 生活のコラム