明晰夢を見る方法!訓練すれば「見たいアノ夢」を見れるかも♡

執筆者: 釘崎アンナ 職業:サブカル研究家
明晰夢ってなんだろ?

明晰夢(めいせきむ)とは、夢の中で「これは夢だ!」と分かる夢のこと。

いい夢も悪い夢も、自分の思い通りに出来ると、毎晩が楽しくなりますね。

 

この明晰夢は、訓練次第で自在に見ることが出来ると言われています。

 

明晰夢の研究家であり、スタンフォード大学の精神生理学の博士号を取得したスティーヴン・ラバージ氏と、イギリスの明晰夢専門家のダニエル・ラブ氏によると、明晰夢を見るためにはいくつかのポイントがあると述べています。

 

 

ポイント1 睡眠サイクルを利用する

起きる直前は、眠りが浅く脳は覚醒している「レム睡眠」のサイクルに突入します。

このタイミングで目覚ましアラームを掛けておくことで、目覚めを快適なものにしますが、同時に明晰夢も見やすい状態となります。

 

起きる時間の90分前にアラームをセットする

これを1週間程度繰り返し、体内リズムをリセットします。

 

早起きと遅起きを繰り返す

1週間後からは、アラームを90分前にセットする、逆に90分後にセットするという、早起きと遅起きを1日交代で続けましょう。

 

これで、夢を見ている最中でも脳は「起きよう」と意識し、結果夢のなかで意識が戻るようになるそうです。

ちなみに毎晩の入眠時間は、出来る限り同じ時間にしましょう。

 

ポイント2 二度寝時が重要

アラームによって起こされた時、再び二度寝へ就きます。

このとき、先ほどまで見ていた夢の続きをイメージするように、眠りへ就きましょう。

 

自分を第三者として見ているようにすると、さらに効果的です。

 

現実を思い出さない

ここで「今日は〇〇との約束が」「今日の天気は」など、現実を思い出すと一気に夢から薄れていきます。

無理矢理でも、夢の中以外のことは思い出さないようにしましょう。

 

ポイント3 ヘミシンク音楽を利用する

眠る直前にリラックスをしながら、見たい夢をイメージします。

このリラックスを導く音楽は、動画サイトなどでも聞くことが出来ます。

 

浅い睡眠時に出る脳波「シータ(θ)波」を長く保つことで、夢を見ながらも脳は覚醒している状態を長く保つのがポイント。

 

 

 

ポイント4 眠る前に〇〇を意識する

眠る前に、「自分が夢の中で必ず行うべき言動」を強くイメージし、何度も心に語りかけます。

 

例えば「夢の中で、私は両手を見つめる」など「夢の中で、私は〇〇する」というイメージを擦り込みます。

これは複雑なものではなく、手を見る、空を見上げるなど単純な行動がおすすめです。

 

夢の中でそれを行うことが出来ると、目覚めた時に「イメージ通りに出来た」と思い出しますね。

それを繰り返すうちに、夢の中でその行動をした際、突然「あ!これ夢だ!」と分かる時が来ます。

 

 

ポイント5 夢日記を利用する

起きてから夢日記をつけましょう。

どんな夢を見たか、どのように感じたか、登場人物などを毎日つけることで、夢に対する意識付けが強く行われます。

 

人によってはイラストや漫画などで表現してもよさそうです。

 

おわりに

なお、不眠症など睡眠障害をお持ちの方は、睡眠サイクルを不安定にさせるため、実行しないようにしましょう。

 

また、実行したことで全体的に眠りが浅くなり睡眠不足となったり、悪夢を頻繁に見てしまうなどが起きた場合は、中止をして元の睡眠環境へ戻しましょう。