正しい洗濯の仕方・基本のやり方。仕分けからすすぎの手順まで解説!
正しい洗濯の仕方がわからない人は意外と多い…。洗濯物の仕分け、洗剤の量・選び方、ネットの使い方、すすぎ・脱水の時間など、洗濯の基本の手順・やり方をご紹介。一人暮らしや洗濯が初めての初心者さん必見です。
最近の洗濯機は多彩な機能があるので、何でも放り込んで、適当に洗剤を入れればOKと思われがちですが、残念ながらそういう訳にはいきません。
どんな洗濯機を使用していても、正しい方法で洗濯する必要があります。
そうしないと、汚れが落ちていない、洗濯物が傷むなどの悲しい結果になってしまいます。
今回は、洗濯の方法で、最低限知っておくべきことをご紹介します。
面倒な作業にはなりますが、洗濯物の仕分けはとても大切です。
何度も洗濯するのは、水道代の無駄と感じるかもしれません。
しかし、丁寧に洗うことで衣類が長持ちしますので、結果的には節約になるかもしれません。
白い物への、色移り防止のために行います。
色落ちするかどうかは、下記の作業で確認してみて下さい。
- 白いタオルに洗剤をつける
- 色物の目立たない箇所を、1のタオルで軽くたたく
- タオルに色がついた場合、その色物は、色落ちの可能性が高くなります
色落ちする物は、別洗いしましょう。
汚れのひどい物を分ける
見るからにひどく汚れている物とそうでない物を一緒に洗うと、汚れが移ることがあります。
汚れている物は、洗濯機に入れるまでに「予洗い」をしておきましょう。
洗濯機の容量限界まで洗濯物を詰め込むと、様々なデメリットがあります。
- 汚れがきちんと落ちない
- 洗剤が流し切れない
- 色移りや汚れの付着
- 洗濯物が絡み、生地が傷む
洗濯機に入れるのは、最大容量の7~8割に留めましょう。
1度に無理に詰め込まず、面倒でも2回に分けるようにして下さい。
日常的に使われている洗剤の多くが「弱アルカリ洗剤」になります。
洗浄力が高いため、色落ちの可能性も上がります。
一般的に、自宅でおしゃれ着を洗う時に使われる物です。
弱アルカリ性洗剤に比べ、洗浄力は落ちますが、デリケートな衣類や色物などの洗濯時に適しています。
洗剤を多く使用する=汚れがよく落ちる、と言うのは間違っています。
逆に、洗剤のすすぎ残しが発生することも。
使っている洗剤の容量をきちんと守りましょう。
きちんと計量して洗剤の量を減らせれば、節約にも繋がりますね。
汚れの落ち具合は、水の温度にも左右されます。
水温が低いほど汚れが落ちにくく、高いほど汚れが落ちるのです。
ただ、高温のお湯は洗濯物の生地を傷める場合があります。
そこで、冷めてきたお風呂の残り湯を活用しましょう。
水温もちょうど良く、水道代の節約にもなります。
使用済みの風呂水を使うのは「洗い」のみ。すすぎは、きれいな水を使用しましょう。
洗濯機に入れる前に…
洗濯物を入れる前に確認しておきましょう。
- ポケットに何か入っていないか:ティッシュやペンなどが入っていると、洗濯物が汚れてしまいます
- ファスナーは閉めているか:開いていると、他の衣類が挟まって傷んでしまいます
- ネットの使用:傷みやすい生地は、ネットに入れて保護します
また、洗濯機には、大きい物から入れていき、最後にネット物を入れます。
こうすることで、効率良く回転させることができるのです。
洗濯機での洗いと脱水、何分行えば良いのでしょうか。
長く洗えば洗うほど、汚れが落ちる訳ではありません。
10分以上では、洗浄効果は変わらないとされているためです。
逆に、洗い過ぎると生地を傷めることにもなりかねません。
長く脱水しても、早く洗濯物が乾くことにはなりません。
脱水は5分で十分です。
洗い同様、脱水のし過ぎも生地を傷めます。
大切な衣類や、できるだけシワをつけたくないYシャツ等は、脱水を短めにしましょう。
おわりに
時間を掛ける洗濯は面倒に感じるかもしれません。
けれど、綺麗に仕上がった洗濯物を見れば、その手間も価値がありますよ。
習慣付けてしまえば、苦になりません。
ぜひ、取り組んでみて下さいね。
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