こんにちは、開運アドバイザーのいずみえむです。

日頃のちょっとした心の持ち方や考え方などによって、悩みや不安が解消でき、幸運体質へと近づけるよう自己開運力を高められる方法を、開運思考トレーニングとして提案しています。

今回は、「言葉のプレゼントを贈る」という方法をご紹介します。

日本人は特に、「お返し」という習慣が根付いているせいか、相手から先に何かしてもらってからでなければ、なかなか動こうとしません。

それどころか、中には何かしてもらったにも関わらず、そのことに対して、きちんと感謝の気持ちを伝えられない人もいることは残念なことです。

お中元やお歳暮、誕生日などの特別な行事でもない限り、いきなり相手にプレゼントを贈ると不自然な感じに受け取られるかもしれませんが、「言葉のプレゼントを贈る」ということであれば、それはいつでも喜んで受け取ってもらえる最高のプレゼントになるはずです。

そういう言葉のプレゼントをさり気なく贈るのが上手い人が、開運力の強い、幸運体質の人でもあるといえるでしょう。

言葉のプレゼントを贈るチャンスはたくさんあります。

それは、相手の良い点を言葉にしてどんどん褒めてあげることでもいいですし、相手が欲しているアドバイスを与えてあげることでもいいわけです。

要は、相手を喜ばせてあげられるような言葉を、意識して発するようにしてみることです。

そして、これはあくまでもプレゼントですから、相手を主体に考えて言葉を厳選することが大事です。

心にもないお世辞を口にすることは、逆に悪い印象を与えてしまいます。

その点はくれぐれも注意が必要でしょう。

実は、この言葉のプレゼントは、日頃から苦手意識を持っている人に対して贈る方が、より効果的なのです。

苦手な人や嫌いな相手に対しては、「その人を喜ばせてあげられるような言葉など、何も浮かばない」というのが本音でしょう。

何も浮かばなくても、あえて探してみることです。

「ありがとうござます」とか「助かります」といったような、感謝の言葉であれば、嫌味なく相手にも受け取ってもらいやすいものです。

それでもなお、「お礼を言うようなことなど、してもらっていない」と思える相手もいるかもしれませんが、よくよく観察してみると、それがどのような人物であったにせよ、人に対しありがとうの言葉をかけるチャンスというのは、意外とたくさんあるものです。

それを探しているうちに、今まで見えなかった苦手な人の良さに気付くこともあり、対人関係の改善も期待できます。

あなた自身のことを思い出してみてください。

それが遠い過去のことであったとしても、誰かから褒められたり、感謝されたりした言葉というのは、いつまでも色褪せずに心の中で輝き、思い出すたび幸せな気持ちにさせられるものではないですか？

自分も人も幸せにできる言葉の力を信じ、言葉のプレゼントを、たくさんの人に贈ってみましょう。