恋愛心理カウンセラーRisaです。

同棲をしていると一緒に過ごす時間が多くなり、喧嘩になることが、同棲前より増えるということもあるかもしれません。
お互い離れていれば時間が解決してくれるような喧嘩も、近くにいるからこそ仲直りが難しいなんてこともありますよね。

今回は、「同棲しているからこそできる関係修復の仕方」を交えながら、仲直りの方法を紹介したいと思います。
また、喧嘩のメカニズムを知り、喧嘩を未然に防ぐコツも伝授します。

「あっちが悪いのになんで私が謝らなければいけないの？」そんな風に思われた方も多いでしょう。

ですが、ちょっと待ってください。

ケンカのきっかけや原因が相手だとしても、それを加速させるような発言や行動はしませんでしたか？

例えば、相手があなたの気に障る発言をしたとき、相手があなたの不機嫌な様子に気づいて「怒っちゃった？ごめんね」と言っているのに無視をして、無視を続けていたら相手が「そんなに怒ることないのに！」と怒ってしまい、その発言に対してあなたもまた怒って喧嘩になる...。

この場合、相手の発言がケンカの原因になっていますが、あなたも「無視をする」ということで、ケンカを加速させてしまっています。

大抵のケンカは、お互い様のことが多いものです。

それなのに「私(俺)は絶対悪くない」とお互い意地になるから、喧嘩がおさまらないのです。
自分から謝ることで、相手が意地になっている気持ちを和らげ「俺も悪かったよ、ごめんね」という言葉を引き出すことができます。

まだ怒りがあったとしても、自分から謝ると相手もちゃんと謝ってくれて、意外と気持ちがスッキリ仲直りできるものなのです。

そうは言っても、1度ケンカになると、面と向かって謝るのはなかなか難しいもの。
そんなときには、同棲しているからこそ出来る仲直り方法があります。

「ごめんね」とただ言うよりも、相手の手をとって謝ったり、後ろからそっと抱きついて謝ったりした方が、相手の怒りを和らげる効果があります。

また、あなたも最初は「ごめんね」の一言が出なくても、体を触れている内に心が落ち着いてきて、素直に謝ることができるはず。

同棲していれば、相手に朝ごはんや夜ご飯、またはお弁当を作ることもあるでしょう。
素直に謝れなさそうな時は、そこにチャンスがあります。

ご飯に、謝罪のメッセージを書くのです。

ケチャップを使って「ごめんね」と書いたり、お弁当ならキャラ弁風に海苔でメッセージを書いたりしてもいいですね。

この方法の良いところは、作っている内に自分が楽しくなってくるところです。
いつの間にか怒っていた気持ちも和らぎ、相手の反応が楽しみになり、楽しく仲直りできますよ。

どうしても料理でメッセージが難しいなら、朝ごはんやお弁当に、一緒に「昨日はごめん」というメッセージカードを添える方法もあります。

できれば、ご飯の中身は相手が好きなものをいっぱい入れてあげると、気を遣ってくれたんだなと思ってもらえ、より効果的です。

ケンカで嫌なムードになってしまった時、同棲していると、逃げ場がなく気まずいですよね。
そんな時は「外に出てくる」と言って、家を出るのも一つの手です。

離れれば、気持ちも少し落ち着きます。

散歩などをすると気分転換になってよいでしょう。

そして、サプライズ用に、帰る前にコンビニなどで相手の好きな食べ物を買って帰りましょう。

出て行かれてしまった相手は「ちょっと言い過ぎたのかな」「帰ってくるかな」と少し不安な気持ちになりますね。
不安になることで怒りから気持ちを反らせる効果があります。

そしてあなたが帰ってきてホッとしたときに、サプライズのデザートを渡し「ごめんね」と一言いえば、仲直りは簡単に出来るはずです。

なお、あまり長く外出するのは、相手の新たな怒りを生むことになるので、15分〜30分程で戻るようにしましょうね。