乾燥肌の正しい保湿スキンケア!絶対に水分を逃さない3つのステップ (2/2)
Maiko
最後に、肌のいちばん表面で皮膚を守っている皮脂。
汗と皮脂が混ざったものは、天然のクリームとも呼ばれ、肌表面を覆うことでうるおいが皮膚の外に逃げ出さないようにカバーしてくれています。
水分以外にも、皮脂膜は肌表面を弱酸性に保つことで、皮膚常在菌のバランスを保って、肌トラブルを防ぐ役割も持っています。
皮脂腺から分泌される皮脂の量にはバランスが重要で、少なすぎると肌の乾燥を招きますが、多すぎると肌の炎症やニキビ、肌あれの原因につながります。
冬の時期は、肌の代謝が低下して皮脂の量が不足しがちなため、乾燥対策には、この皮脂を補うケアが必要なことが多いといえます。
皮脂の不足による乾燥を防ぐために、とても効果的なのが、皮脂とよく似た成分構成と言われている、次の二つのオイルです。
これらのオイルを配合したクリームやオイル美容液を、お手入れの最後に取り入れることで、肌の表面から水分が蒸発するのを防ぐ皮脂の役割を補い、乾燥から守ってくれます。
また、それに加え、冬に崩れがちな肌のバリア機能を、正常な状態に引き戻すようにも働いてくれます。
このように、保湿ケアには3つの種類がありますが、どれか1つが大事なのではなく、3つをバランス良く取り入れることが、健康的にうるおう肌を維持する秘訣です。
流行の注目成分にばかり囚われることなく、肌のもつ根本的な機能に働きかける、大切なケアを心がけましょう。
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