すぐ実践できる「漢方的ダイエット」のやり方。体質改善で痩せるぞ♡ (1/2)

こんにちは、漢方アドバイザーの寺井麻友です。

「薄着になると、余分なお肉や体重が気になる」という方も多いかと思います。

そんな時は、ぜひ漢方ダイエットを始めてみませんか？

漢方ダイエットの基本は、体内に流れる氣血水(きけつすい)の巡りをよくして、バランスを整えることです。
バランスが整うことで、になるだけでなく、心持ちも良くなってきます。

それには、自分に合った生活スタイルや漢方薬を伴走者に選べるかどうかが、成功の分かれ道です。

まずは、今の自分を知るところから始めましょう。

次のチェック項目のうち、3つ以上当てはまるものが、今のあなたの漢方的タイプです。
早速チェックしてみましょう！

考え事やストレスを抱え込みがちで、発散するのが苦手。

そんなあなたは、氣の流れが乱れている状態です。

キーワードはリラックス。

鼻から吸って口から吐く深呼吸をしたり、好きな香りをかいだり、香りのある食品を積極的に摂ったりすることで、氣の巡りをよくすることがお勧めです。

• 加味逍遙散(かみしょうようさん)
• 柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)、など

血の巡りがよくないために、汚れた古い血が体内に留まりがちな状態です。

漢方的に血を汚す食べ物(チョコレートや肉類、味付けの濃い食事)は、避けたいところ。

また、血行を良くすることが何よりお勧めなので、なるべく階段を使う、歩く時は大股早歩きなど、ちょっとした運動を習慣にできたらいいですね。

• 桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)
• クマ笹エキス ササヘルス・SE-10(エスイーテン)、など

水分排泄がキャパシティオーバーになって、体のあちこちに余分な水が溜まっている状態です。

水分を摂る時は、「冷たいものをゴクゴクと」から「温かいものをチビチビと」に変えてみましょう。

水分の摂りすぎを防ぎ、体も温まります。

また、はと麦や小豆など、水分代謝を良くする食品を摂ることもお勧めです。

• 五苓散(ごれいさん)
• 防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)、など

そして全てのタイプに共通する重要なことが、体を冷やさないことです。

体温が1℃下がると、基礎代謝が 12％下がります。
これは1ヶ月で、体重が1～2㎏増える計算です。