梅雨時期は「水毒による冷え」に注意!水毒症を改善する漢方と食材
梅雨時の体調不良・むくみは「冷え」が原因かも。湿度の高いこの時期は、暑さに対する熱中症対策だけでなく、冷えを招く「水毒」の予防も必要です。水毒の症状と、改善に効果があるお勧めの薬膳的食材・漢方薬を紹介。
こんにちは。漢方Kaonのスタッフ、のりぴです。
梅雨入りし、毎日蒸し暑いですね。
すでに30度近い気温の日が連日続いています。
もう電車やお店・オフィスには冷房が入っているところもありますね。
テレビでは、熱中症に警戒して対策をとるよう促しています。
しかしながら、梅雨時は「熱中症」だけでなく、「冷え」にも注意が必要なのです。
蒸し暑さにばかりに気がいって、冷えていることに気がついていない。
自分が冷えているという自覚を持ちにくいのが、梅雨冷えの特徴です。
冷えは特に女性の大敵ですから、気をつけたいですね。
梅雨時期には、気圧の変化で自律神経が乱れたり、朝晩の気温の変化で体もストレスを感じています。
すると、代謝が下がり水はけが悪くなる。
からだの中に余分な水分が溜まる。
これを、漢方では「水毒」と言います。
余計な水分は、毒になってしまうのですね。
水毒の症状をチェック!
例えば、下のような症状が見られる方は水毒の可能性があります。
- 冷たい物を摂っているワケではないのに、下痢気味だったり、胃腸の調子が良くなかったりする
- 暑くて汗をかいているのに、ふくらはぎがとても冷たい
- むくみや関節痛
- 冷え症
- 肩や首が凝りやすい
- 肌が汗でベタベタ
- お腹が張る
そこで次に、水をさばいてくれるお勧め漢方的食材をご紹介します。
水毒が気になる場合は、少し意識して食べてみてくださいね。
血液をアルカリ性に保ってさらさらにし、滞った水をさばいて身体軽やかにしてくれます。
抗菌作用を発揮する梅パワー、頼もしいですね。
利尿作用があり、胃腸の働きを良くし、お通じにも効果的。
ミネラルも多いので、美肌効果も期待できます。
特に煮汁は、利尿効果バツグン。
鉄分・葉酸も含まれているので、貧血にも良く、女性の味方の食材と言えるでしょう。
最後に、代表的な症状に合わせたおすすめの漢方薬をご紹介します。
- 当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)
- 防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)
他にもたくさんありますので、漢方アドバイザーや漢方薬剤師等にご相談いただき、ぜひご自身にあった漢方薬を見つけてみてください。
水毒の症状に心当たりはありましたか?
冷えをとりのぞき、からだの調子をぐっと底上げして、暑い夏に向けてからだを整えていきましょう。
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