垂れたお尻を引き締めたい。お尻痩せ効果がある立ち方・歩き方を行うことで、筋トレやエクササイズなどの運動をしなくてもヒップアップが出来るのです。
こんにちは。美姿勢インストラクターの美宅玲子です。
ヒップの形や上がり具合は、元気・健康と若さのバロメーター。
タイトな服をきれいに着こなせたら、気分も上がりますね。
今回は、日常生活の体の動かし方を意識するだけで、ヒップアップにつながる方法をご紹介します。
引き上がったヒップは憧れの的ですが、ヒップが垂れる・落ちると、私達の身体はどう変わるのでしょうか。
ヒップの土台は筋肉でできていますから、筋肉が落ちて歩幅が小さくなり、転びやすくなったり、立つ歩くことがおっくうで疲れやすくなる可能性があります。
キビキビした動きがしづらく、ダラダラしやすくなって、心までそれにつられてしまうものです。
それでは、どうしたらヒップアップができるでしょうか。
下の左の写真をご覧ください。
よく、モデルやグラビアアイドルは、このように腰を反らせることでウエストのカーブを強調し、ヒップを上げて見せています。
一時的には良くても、実はそれではヒップが上がるどころか下げる原因になったり、お腹がポッコリ出たり、腰痛になったりする可能性があるのです。
腰を反らせる時、腰や背中は緊張しますが、ヒップやお腹の筋肉はゆるみます。
それを繰り返すたびに、腰に負担がかかって痛み、ヒップやお腹は垂れて出やすくなってしまうのです。
体のメリハリをつけるボディデザインは、筋肉が作ります。
お尻を立体的にするには、お尻の筋肉をつける必要があるのです。
椅子に座った姿勢から立ち上がる際、椅子の座面についている左右のお尻を内側に寄せてすぼめる力を使ってみましょう。
お尻の垂れ下がりを防ぐだけでなく、立ち上がりも楽になり、ももの張りや疲れを防ぐこともできます。
立っている時も、時々そうして骨盤底を引き締めていると、引き上がったお尻作りに役立ちます。
歩く時は、下腹を引き締め(引っ込め)て、ほんの少しお尻を斜め下へ突き出し広げる姿勢でお尻をすぼめながら歩くと、お尻の筋肉を使って歩くことができ、ぐんぐん前に進みます。
これでヒップが活性化され、形のいいお尻を作ります。
階段を昇る時も同様に意識すると、無駄にももの力を使わないので脚が疲れにくく、姿勢を美しく保つことができます。
いつも常にこの立ち方・歩き方をしなくても、時々思い出した時に実践するだけで、ヒップの筋肉には「お尻が引き締まって上がるんだよ」という信号・刺激を与えることができ、インプットされていきます。
ほんの小さなスクワットをしているのと同じことなのです。
じわじわヒップアップへの道を、楽しく歩き続けてくださいね。
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