プロの椅子選び!部屋のインテリアに合うイスの選び方4step
椅子を買うときのポイントを紹介。部屋に合う椅子の選び方、違う種類の椅子を揃える場合のコツなど、お部屋をおしゃれにするコーディネートとは?
こんにちは、インテリアコーディネーターの林通子です。
毎日過ごすお部屋のインテリアに中で、必ずと言っていいほど目にする椅子。
それらは、食事やお茶を楽しむダイニングで使う椅子であったり、TVや読書を楽しむためのリビング用のものであったり。
椅子はそれぞれ、生活の中でとても重要な役目を果たしていますが、そんな欠かせないものであるからこそ、椅子は少しの工夫でインテリアをお洒落にするアイテムになります。
今回は、そんなポイントをいくつかご紹介しましょう。
まずは、ダイニング用でもリビング用でかまわないので、お気に入りの椅子を見つけましょう。
北欧の家具メーカーやブランドのものや、アンティーク椅子なら、置いてあるだけでおしゃれなインテリアのポイントになり得ます。
また、とっておきの一脚なら、前面だけでなく背面もおしゃれなものを選びたいもの。
椅子の後ろから見た形・色、どういう風に見えるかもじっくり見極めてみましょう。
こうして選んだ一脚は、「座る」ことだけにこだわらず、お気に入りのインテリアオブジェや小物、花などを飾ってみるのもいいでしょう。
我が家では子供が小さい頃に、無垢のヒノキで作っていた幼児用の椅子を作っていただきました。
成長した娘が今、その椅子に座ることは出来ませんが、観葉植物や花を飾り、楽しんでいます。
価格的に高価なものであれば、色違いのものを一脚ずつ購入していくのも、楽しみになりますね。
何脚か必要であれば、同じものにするのは、よくあるコーディネートですが、形が違うものをいくつかをそろえてみるもの一つの方法です。
どんな風にそろえるか、迷ったなら、「色味」か「材質」のどちらかを統一してそろえてみると、失敗することはないでしょう。
「色味」とは、生地や塗装をブルー系のトーンやモノトーン、暖色系の温かみのある色合いなどのこと。
「材質」とは、木製かスチール製か、籐のようなものか、など。
この方法で揃えると、雑然としたイメージはなく、まとまったインテリアのイメージになるでしょう。
整然と整列した椅子もすっきりとして素敵ですが、こういうそろえ方は、面白みのあるインテリアになります。
さらに、ミックススタイルのような個性的なインテリアを楽しみたいなら、それぞれ全く違う形やテイストのものをバラバラに置いてみましょう。
選ぶ椅子には、その人の感性やインテリアの好みが反映され、興味深いものになること間違いなしです。
ただこの際気をつけたいのが、テーブルやラグの色。
多色使いのものは、選ばないようにしましょう。
椅子以外までカラフルになると、落ち着きがなく、ごちゃごちゃした印象になってしまいます。
また、下の写真のように、お気に入りの椅子を一つのコーナーに集めて置くと、センスあふれるお洒落な空間が出来上がります。
たかが椅子、座れればいい。
そう思ってしまうと、ただの椅子ですが、大きなスペースを取るものではないのに、インテリアのイメージに大きく影響するもの椅子なのです。
「なんとなくしっくりこない」「もっとおしゃれな部屋にしたい」など、そんな気分なら、自分のお部屋をゆっくりぐるりと見回してみましょう。
そして、自分のお部屋に置きたいのは、どんな椅子がいいのか、思い描いてみましょう。
すると、置きたい椅子、お気に入りの椅子が自然に思い浮かんでくるでしょう。
数脚を一度にそろえることが難しくても、一脚ずつでもじっくり選んでみましょう。
きっと、これが理想とするインテリアに一歩近づくステップになることと思います。
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京都・滋賀を中心に稼働中のインテリアコーディネーターです。日々の暮らしを愉しみ、心地よく過ごす・・・そんな空間創りをお手伝いさせていただきます。
ホームページ:interior design LaBlanche (https://www.lablanche0721.com/)
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