コンビニ弁当をヘルシーに!薬剤師が教えるコンビニ食の健康活用法
ヘルシーなコンビニ弁当の選び方を解説!栄養・健康を意識した、コンビニ商品の選び方とは?ダイエットや添加物、塩分などが気になる方へ。
こんにちは、薬剤師の宮本知明です。
健康のためにも手作りのお弁当を準備したいけれど、時間がないなどの理由で、3食コンビニで買ったものにしてしまっている人も多いのではないでしょうか。
昔と変わって、最近はコンビニのお弁当でも低カロリーや栄養バランスを意識したものが増えてきてはいますが、まだまだボリュームが多く、高カロリーで、野菜が少ないものが一般的です。
ですが、コンビニでも選び方次第で、栄養バランスを整えることができます。
ちょっとしたひと工夫で、健康へと近づくコンビニの使い方をお伝えします。
コンビニ弁当のおかずは、唐揚げやフライといった揚げ物が多いですが、これらは高カロリーで塩分が多いので、できる限り避けるようにしましょう。
選んでいただきたいのは、野菜が多いお弁当です。
コンビニ弁当で不足しがちな栄養は、ビタミン、食物繊維、カリウムなど。
これらは野菜で補うことができます。
もし野菜が多いお弁当がない場合は、単品で、キャベツの千切りや生野菜のサラダをプラスして栄養を補いましょう。
味が美味しいからと選びがちな、ハンバーグやドレッシング付きのサラダ。
濃い調味料を使っており、栄養に偏りが出やすいので注意が必要です。
特に、ご飯物のタレや、サラダのドレッシング、マヨネーズなどは、塩分や糖分、脂肪分の過剰摂取に繋がりやすい食品です。
健康のためには、薄い味付けのものを選ぶようにしましょう。
また、塩分を体外に排出するために、海藻類を単品でプラスするのもお勧めです。
同じものや似たようなものばかり毎日食べていると、体調を崩しやすくなります。
そんな時は、色が多いものを選んでみましょう。
色鮮やかなものを選ぶことで、多種類の食材を食べることにもなります。
特に野菜の色には、カラダの免疫力を高めたり、老化を防いでくれたりする「ファイトケミカル」と呼ばれる、アンチエイジング成分がたくさん含まれます。
できるだけ様々な色が入っているお弁当を選んでみましょう。
インスタントラーメンも塩分が高く、濃い味付けのものが多いです。
そして何より、「トランス脂肪酸」と呼ばれる、健康に良くない油が多く含まれています。
健康を考えるのであれば、控えるのが賢明です。
温かいものがほしいのであれば、代わりにスープやお味噌汁を選びましょう。
こちらも、できる限り具が多く含まれているものを選択するといいでしょう。
ちょっとした工夫として、お弁当についている調味料をあえて使わないで食べてみたり、果物も野菜と同様に積極的に摂取したりするのも、お勧めです。
忙しい中でも、いつでも気軽に立ち寄れるコンビニをうまく利用して、健康を気にした食事選びをしてみましょう。
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薬剤師/ジェモセラピスト/漢方ソムリエ。病院薬剤師を経て“薬と共存しない生活”の念いからホリスティックな健康観と出逢う。現在は、新婚女性、新米ママさんを西洋医学・東洋医学・自然療法の良さを合わせた統合医療の知識をもった“ホリスティックな健康観を持つ女性”に育成する活動をしている。
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