子供のスマホが心配!ゲーム課金やSNSトラブル…親が行うべき対処法 (1/2)
子どもにスマホを持たせると、出会い系やゲーム課金トラブルが心配。スマートフォン(携帯電話)の使い方・管理のコツを紹介。
こんにちは、 メンタルケア心理士の桜井 涼です。
子どもにスマホを持たせたときに生じる心配事、どんな親でも必ずもつと思います。
なぜなら、さまざまなSNSには危険が潜んでいるからです。
日々ニュースなどを見ていれば、その怖さを痛感することでしょう。
子どもが狙われることが多くなってきた時代ですから、親がしっかり管理する必要性がますます高まっていると言えます。
「何にでも依存という言葉がつく」と言われそうですが、スマホ依存になっている子どもは多く見られます。
ゲーム、視聴、音楽、SNSと楽しいものばかりがあり、時間を忘れてそればかりしてしまうのが、スマホ依存の怖いところです。
スマホの場合は、1日の使用時間が3時間を超えているようなら、依存のレベルに達していると考えていいでしょう。
弊害もあります。
- 学力低下(脳科学の実験結果から学力低下につながるというデータもある)
- 視力低下
- 知らない人と繋がってしまう危険性
- 睡眠不足
このようなところが怖いと考えられる点です。
依存になってしまうのは、心に寂しさを抱えていたり、話を聞いて欲しいといった気持ちがあったりするからです。そこに、好奇心や興味がプラスされ、どんどんのめり込んでいってしまうことが考えられます。
依存になりそうになっている子どもの家庭では、親子ゲンカが絶えないということも関係していると言われています。
親が子どもにスマホを買い与えますよね。
毎月の料金も親が支払っているはずです。
この時点で、持たせている親には『管理責任』があると考えてください。
ですから、「スマホを覗いたら悪い」とか、「見たら信頼関係がなくなってしまうのでは?」と心配になる必要はないのです。
スマホを持たせるときに、例えばこんな風にルールを決めておきましょう。
- スマホを見る時間は○○まで。
- 寝るときは親が預かる。
- 親が開示を求めたら応じる。
家庭に合った内容を決めることで管理ができますし、依存になってしまうことを抑えることにも繋がるのではないでしょうか。
年齢が高くなるにつれて、反抗期にぶつかったりすることもあるでしょう。
そうなれば言うことを聞かなくなってしまう、なんてこともあります。
そのためには、「ルールを改訂できる」という決まりをあらかじめ設けておくのです。
管理責任はとても重要ですが、隠れて何をするかわからない状態になったり、スマホを楽しむために帰宅が遅くなったりするような弊害が出ては困りますね。
絶対的な決定権を行使することもできますが、家族で話し合って合意を持てるようにした方が、家族関係が悪くならずにいられます。
子どもがルールの改訂を求めたら、話し合いの場を持ちましょう。
その際は改訂したい理由をよく聞いて、子どもの安全が守られる範囲内での改訂を認めてあげることも必要です。
内容をチェックする場合は、全部を読む必要はありません。
プライバシーの侵害だと子どもも騒ぎますからね。
大事なのは、SNSやメールなどをしている時間帯と、内容に危険な言葉(性的なものや暴力的なものなど)がないかどうかを拾い読みすることです。
あと、人物にもチェックをした方がいいでしょう。
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