お揃いの指輪はいる?いらない?ペアリングを欲しがる人の心理を分析!

「ペアリングを欲しがる彼女」と「お揃いの指輪はいらない」の対決、よくありますよね。「ペアの指輪を欲しがる派」の心理を解説します。恋愛満足度を高める秘訣も。

執筆者: 飯田馨 職業:手作り指輪専門家、緋銅作家
「ペアリングを欲しがる派」の心理

こんにちは、手作り指輪専門家のリングプランナー飯田馨です。

 

「どうしてペアリングを欲しがるの?」VS「どうしてペアリングを嫌がるの?」

お似合いカップルの象徴と言われるペアルック。

「ペアのものを身につけていると、いつも二人が恋人だと感じられる」と意見に対し、「その気持ちが重い」と感じるのが、ペアリングです。

 

今回は、「ペアリングを欲しがる派」の心理をご紹介しますので、肯定派も否定派の方も参考にしてみてください。

 

 

「うらやましい」から欲しい!

心理学では「人は、恋愛への満足感をはかるとき、無意識に自分が理想とするカップル像、まわりのカップルを基準にして比べる」と言われています。


二人の関係がより親密になっていると感じられるペアリングの話をきいて「うらやましい」と感じ過ぎると、パートナーへの不満が溜まり、破局という結果にもなる危険な感情です。
このうらやましいには、「満ち足りない気持ち」が含まれています。


つまり、現状の自分の環境や状態に満足できないという心理があるのです。

 

うらやましいと思う人の3つの特徴
  • 向上心の強い人
  • 理想を実現しようとする人
  • 自分の良くないところを改善しようとする完璧主義者

 

どうしても現状に不足を感じ、それを改善しようとします。

いつもどこかで「これではいけない」という心理が働きます。


「交際は順調なのに、ペアリングはしてくれない」、「お揃いのものは家で使えるもの以外、買ってくれない」、

「せっかく買ったペアリングを“仕事だから”とつけてくれない」

 

この心理の問題は、上記の意見のように「どのような状態になっても満足感を感じられない」ということです。

 

うらやましいを克服!恋愛満足度を高める考え方

このうらやましい心理を克服して、恋愛満足度を高めるためには、「いい面」を積極的に見つけることです。


例えば、幸せなカップルは、パートナーの欠点について話をすると「…、でも○○なところは好きなの」、「○○だから、しかたないよね」と肯定的な表現をする傾向があります。


つまり、相手に自分の理想や完璧を求めない考えが恋愛満足度を高める秘訣なのです。

 

 

恋愛満足度を高める3つの秘訣
幸せの基準条件は一緒につくる

恋愛で不幸になりやすい、長続きしない人は、自分の「幸せの基準条件」に縛られる傾向があります。

「恋愛の幸せとは○○だ」と決めつけると、条件に合わない相手の意見に不満を感じることになります。

 

恋愛は自由。

自分たちのスタイルをつくりながら幸せを見つける努力も大切です。

 

上ばかり見ないで、今を大切に!

幸せカップルを見ていると、ついつい「なんで私たちは…」と不満になりがち。

ですが、上ばかり意識するのではなく、幸せとは自分たちが一緒にいる時間の積み重ねから得られるものと理解し、今を大切にすることで、より親密さも深まります。

ペアリングがなくても恋愛は楽しめる!

ペアリングを巡って喧嘩、破局というカップルは意外と多いもの。

ペアリングを身につけてくれなくても、「この人が好き」という気持ちがあるなら、ペアリングに対する執着は手放して、恋愛を楽しみましょう。

おわりに

理想の相手を探すことは間違いではありません。

さらに、理想の相手だから、仲良しカップルをアピールしたい気持ちも理解できますし、節度をもって大いにするべきです。


ですが、「○○だったら幸せなのに…」と言い始めたらキリがありません。
いつだって「今ある幸せ」に気づき、ふたりで確認し合えることが、周りから長続きしてうらやましいと思われるカップルの秘訣だと思います。

 
 コラムニスト情報
飯田馨
性別:男性  |   現在地:東京都台東区台東3-3-1 2F  |   職業:手作り指輪専門家、緋銅作家

初めまして。手作り指輪の専門家、飯田馨です!

東京都台東区台東にある工房でRINPLA(リンプラ)を営んでいます。
“自分で欲しいデザインを自分で手作りする”という自由な発想で「世界にたった一つの手作り指輪」を手に入れることができます。これまで、手作り指輪を体験された方が完成した指輪を見て本当に嬉しそうな姿や感謝の言葉を頂きました。

年々手作り指輪の認知が高まる傾向は、とても良い事だと私は考えています。
また、指輪を手作りする目的は、贈る方と贈られる方の絆を深める心願成就です。
そのために、誰もが「想い」を指輪に込められることができる技術をもった専門家が必要で、その技術を提供できることがこれからは手作りに求められると考えています。

これまで、手作り指輪の世界を手作りした方達と一緒に創造して成長してきました。
その創造の目的は、幸福の拡大です。そこには贈る方だけではなく、職人も含め関わる全ての人がその創造を実現していくことを目指します。

見せる指輪ではなく、語れる指輪
100年先も語り継がれる物語を指輪という途切れることのない永遠のカタチにします。

RINPLAは、感動と喜びを増やすを理念に、手作り指輪取扱説明書入門編を作りあげ、1組1組自由な発想で想いを込める手作り指輪の普及活動に取り組んでいます。
自分でコンセプトから制作まで行う手作りジュエリー工房リンプラ
HP:https://www.rinpla.jp/