【第34弾】「意味が分かると怖い話」ゾッとする話まとめました(解説付き)
最新版、意味がわかると怖い話まとめ(解説あり)第34弾です。解説を読んだらゾッとすること間違いなし。読むか読まないかはあなた次第です。
話の本当の意味を知ったら、思わずゾッとしてしまう「怖い話」第34弾。
「意味が分かると怖い話 第1弾~第33弾」よりも、更にレベルアップした”ゾッとする話”を届けます!
読むか読まないかはあなた次第です。
その日、俺は残業続きの体を引きずりながら、電車で帰っていた。
連休の最終日の終電。駅のホームには俺一人。さすがにむなしくなる。
そんな風にぼーっとしていると、いきなり小さな子供がホームへ向かって階段を駆け降りてきた。
こんな夜中には、あまり見かけない小さい女の子だった。
そしてその後ろからは、母親と思われる女性が追いかけるように走ってきた。
「〇〇ちゃん!危ないから走らないの!お母さんと手を繋ぎなさい!」
そう言いながら。
俺のすぐそばで、娘の手を握り立つ母親。
終電車が到着するアナウンス。
電車の近づいてくる音がしたので、俺はベンチから立ち上がった。
その時、その母親が女の子の手を引き、ホームから消えたんだ。
「!?」
俺は突然のできごとにテンパって、あたふたした。
ホームの非常停止ボタンを探すが、焦っているせいか見当たらない。
俺は、とっさに線路に飛び込み親子を何とか助けようとしていた。
「おい!あんた何してるんだ!!」
背後から声が聞こえた。
ホームの淵ぎりぎりの位置で俺は振り返ると、駅員が叫んでいた。
「お…お…親子が!!今…!」
あせってうまくしゃべれない俺。
そこへ電車が入ってきた。
ああ…遅かった。
身体の震えが止まらない。俺はしゃがみこんで震えていた。
そんな俺の横で駅員が言った。
「大丈夫です。私も初めはびっくりしたものです。」
俺が見た親子は、実際にはそこにはいなかった。
過去にこの駅で自殺したと思われる親子の霊だった。
隣町に住んでいる友達が、俺の一人暮らしの家に遊びに来た。
友達「おい、お前。知ってるか?」
おれ「なにを?」
友達「このへんであった惨殺事件。」
おれ「ああ。詳しいことは知らないけど、近くの公園に警察とかがいっぱいいたよ…。」
友達「こえーよな。小さい女の子を誘拐して強姦からの惨殺なんて、人間としておかしいよな。」
おれ「ええっ、そうなんだ。俺全然ニュースとか観ないから知らなかったよ…こえー。」
友達「まじで?お前も気をつけろよ。まぁお前みたいな男は誘拐なんかされないだろうけど。笑」
おれ「おい、なんだよそれ。笑 ま、気分転換にゲームでもすっか。」
俺はテレビの電源を入れた。
おれ「あ、この事件って…」
『こちら〇〇区〇〇町、遺体発見現場の公園です。未だ犯人は不明、事件の詳しい情報は公開されておりません。引き続き、捜査は続き…』
俺は、隣を見れなかった。
未だ、事件の詳細は報道されていないにも関わらず、友達は事件の詳細を知っている。
おそらく事件の犯人は、友達だろう。
パチン、パチン
子供の爪を切りながら、ふと考える。
パチン、パチン
安月給だから、まだ子供はいらなかったのになぁ…。
今月も出費が多くて、赤字だなぁ…。
パチン、パチン
子供の服とか、靴とかすぐ小さくなっちゃうし…。
パチン、パチン
俺も欲しいものあるのに、子供の出費が多くて買えないしさ…。
パチン、パチン
あ、ちょっと切りすぎちゃったな。
…あ、そっか。
パチン、パチン
子供の靴を買うお金を節約するために、足も切った。
俺は、ストレスが溜まっていた。
何故なら、この世の中にはむかつくやつばっかりだからだ。
学生時代俺をいじめていた奴等、俺を金づるにした女、職場のむかつく上司や同僚…
もしデスノートがあればなぁ。なんてそんな事を毎晩のように考えていたんだ。
そんなある日、仕事を終えてボロボロの状態でアパートに帰ってくると、
俺の部屋の前に誰かが立っていた。
(なんだあいつ。気味わるいな…。)
そいつはスーツ姿で細身の、顔色の悪い男だった。
「あなたにこれをあげます。
消したい人がいるんでしょう?」
男はノートを、わたしてきた。
「消したい人はこのノートに書いてくださいね。身内の方は消せないので注意してください。それではまた。」
(夢だろ…?デスノートもらっちまったよ。)
と頬をつねるも、どうやら現実のようだった。
さっそく、恐る恐るノートに上司の名前を書いてみた。
次の日、その次の日、ドキドキしながら会社に行くが上司はいつも通り元気だった。
「ちぇっ。やっぱり嘘か。」
そんなある日、俺はトラックにはねられた
「…ああ、そういうことか。」
「消したい人はこのノートに書いてくださいね。」
ノートに記入をした人が消される。
不治の病にかかった少女がいた。
少女の命は残り短く、もう治ることのない病気だった。
そんな少女の元に、妖精が現れた。
「あなたの願いを叶えてあげましょう。」
少女は、どきどきしながら願い事を伝えた。
「早く病気を治して、早く楽になって、友達とたくさん遊びたい!」
「かしこまりました。その願い叶えましょう。」
その日から何日か経って、少女の願いは叶った。
不治の病と言われる病気が治り、
次の日には病室に少女の姿はなかった。
今、少女には老若男女たくさんの友達ができた。
「早く楽になって、」
少女は死んで天国へ行ってしまった。
その日は、妻が仕事だったため、俺と息子2人で公園へ遊びに出かけた。
息子は4歳と6歳。
息子二人が縄跳びをして遊ぶ間、俺はベンチに座り本を読んでいた。
縄跳びの音と、下の息子の声が聞こえる。
「兄ちゃん、貸してよ!」「ねえ、こっち使っていいから!」
下の息子は、兄が使っている長い縄跳びが欲しいのだろう。
どうやら取り合いをしているようだった。
まぁ喧嘩や言い合いはよくあることだ。
しばらくして、下の息子がこちらにやって来た。
「どした?」
「お兄ちゃんが冷たいよ。」
でも、手には兄の縄跳びを持っていた。
「なんでだ?兄ちゃん貸してくれたんだろ?お礼言ったか?」
下の息子は、走っていった。
「お兄ちゃん、ありがと…」
お兄ちゃんが冷たい。つまり死んでいる。
「意味が分かると怖い話」いかがでしたでしょうか?
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