【第45弾】「意味が分かると怖い話」厳選しました。ゾッとする解説付き。

最新版、意味がわかると怖い話まとめ(解説あり)第45弾です。解説を読んだらゾッとすること間違いなし。読むか読まないかはあなた次第です。

執筆者: MI 職業:ライター

 

解説にゾッとする…

話の本当の意味を知ったら、思わずゾッとしてしまう「怖い話」第45弾。
意味が分かると怖い話 第1弾~第44弾」よりも、更にレベルアップした”ゾッとする話”を届けます!
読むか読まないかはあなた次第です。

 

1.父ではない人

 

私が小学生だった時の話。

 

昼休みに教室で友達とを絵を描いて遊んでいたら、

担任の先生が、青い顔して私のところにやってきた。

 

「〇〇ちゃん、落ち着いて聞いてね。お母さんが仕事先で倒れたそうなの…すぐ帰る用意をして職員室へ来なさい。」

 

私は突然のことに状況が飲み込めなかったけど、急いで荷物をまとめて職員室へ向かった。

すると、校長先生がいて、

「お父さんは今電話に出られているから、昇降口まで行ってすぐに病院に向かいなさい。」

と言った。

 

私は、更に混乱した。

 

「あの…先生…」

 

「なんだね?」

 

「…うちのお父さんは小さい頃に死んでいます。」

 

未だにその男の正体はわからない。

 

解説

母は倒れていない。

誘拐犯の男が父親を装っていた。 

 

2.薬草

 

あるところに、病気の母を看病しながら暮らす少年がいました。

少年は、毎日毎日母の世話をしました。

けれど、母の余命はもって1年だろうと、医者には言われていました。

 

少年は諦めきれず、色々な人に相談をしました。

すると1人の旅人がこう教えてくれたのです。

「北の山には、どんな病気やケガをした人も救える薬草がある。」と。

 

少年は、すぐにその薬草を見つけに北の山へ向かいました。

 

時間はかかったけれど、その薬草を見つけた少年は

急いで母の元へ帰り、

その薬草を煎じて、母に飲ませました。

 

母は死にました。

まるで眠っているようでした。

 

解説

「どんな病気やケガをした人も救える薬草」

救えるというのは、治すという意味ではない。

死んで楽にさせるという意味だった。

 

3.巨峰

 

布団に入ると、なにかを太ももあたりで踏んだようだった。

プチっと潰れた感触と、そのあとは少し濡れたような感じがした。

なんだ?と思って手探りで触ると、表面はサラサラ?していて、中身はヌルヌルしていた。

まるで巨峰の皮みたいな。

 

寝ぼけていた私は、その巨峰の皮のようなものを手で擦って遊んでいた。

ヌルヌルというかちゅるちゅるしてて気持ちいい(笑)

 

翌朝、起きて布団をはがすと私はゾッとした。

 

解説

私が擦っていたのは

巨峰ではなく、ぺしゃんこになった何かのサナギだった。

 

4.医者

 

彼は脳死が確認されてからも、無数のチューブに繋がれなんとか生き続けていた。

いわゆる植物人間状態というのだろうか…。

 

しかしそんな彼が昨日亡くなった。

死に目には会えなかった。

急いで駆けつけた私に向かってお医者さんは

「すみません。精一杯手は尽くしたのですが…」

と謝った。

 

彼の亡きがらはなんだか軽くて冷たくて

悲しくなった。

 

そんな私を見てお医者さんは

「治療費は結構です。

遺体を見るのは辛いでしょう…

思い出と一緒に焼いて忘れましょう…。」と

彼の遺体にシーツをかけた。


決して裕福ではない私のことを思って…

なんて優しいお医者様なのだろう。

 

解説

とても軽くなっていた遺体。

治療費はいらないという言葉。

はやく火葬したがっていることなどから、

この医者は、彼を殺し臓器を売ったと思われる。

 

5.キャンプファイヤー

 

学校行事で、山へキャンプへ行った。

夜は、みんなでバーベキューの後に、キャンプファイヤーをしながら歌を歌う。

そんな楽しいプランだった。

 

食事が終わった生徒からキャンプファイヤーの周りに、円になって集まっていた。

俺も一度は集まったんだけど、テントに忘れ物をしたのに気がついて取りに戻った。

 

俺らのテントは、少し離れた丘のような場所にあって、みんながいる場所を見下ろせる。

見ると既にキャンプファイヤーは始まっていた、かなり盛り上がってるみたいだ。
ドーナッツ状に燃える炎がきれいだ…。早くみんなのところに行こう。

 

解説

キャンプファイヤーは、火をみんなで囲むものであって、

ドーナッツ状に燃えることはない。

 

6.急患

 

その日俺は当直だった。

急患が入ったらしく、仮眠をとっていた俺はたたき起こされた。

急変とか事故とか、まぁよくあることなんだけど。

 

処置室にいくと、ちょうど患者が救急車で到着したところだった。

救急車からストレッチャーで下ろされたのは、真っ黒に焦げた死体のようだった。

 

救急隊の人の話によると、

交通事故をおこしたドライバーで、引火した車のなかで取り残されたらしい…。

 

しかもびっくりしたことに一応まだ生きてはいるらしい。

けれど、皮膚なんて全身焦げていて、肉の焼ける匂いが立ちこめて吐きそうだった。

生きてるとはいえ、全く動く気配もないし、時間の問題だろう。

 

「すごいですよ。心停止はしてないんです…。まぁもうだめでしょうけど。」

と救急隊員。

 

医師も看護師も、うなずきながら「こりゃあやばいね…。」「もうなにしても無駄でしょー」とか

口々に言っている。

 

俺も、嗚咽をしながら「こげくさくて吐きそうです」と笑った。

 

「一応検査はしといてー」と言われ

 

俺は一応検査をするために準備をした。

検査のために黒こげの患者に注射の針を刺そうとするんだけど、全く血管がどこなのかわからない。

 

つい

「わー、これもうやばいな。血管がどこか全然わかんねーよ」と独り言をこぼした。

 

腕を掴んで血管を確認しようとした時、

その黒こげの患者がこう言った。

 

「私、そんなにひどいですか?」

 

解説

患者はずっと意識があって、会話を聞いていた。

 

さいごに

意味が分かると怖い話」いかがでしたでしょうか?
これからも、どんどん紹介していくので、下の一覧ページをブックマークしてくださいね!

 

 

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 コラムニスト情報
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