【第47弾】「意味が分かると怖い話」閲覧注意な話まとめました(解説付き)
最新版、意味がわかると怖い話まとめ(解説あり)第47弾です。解説を読んだらゾッとすること間違いなし。読むか読まないかはあなた次第です。
話の本当の意味を知ったら、思わずゾッとしてしまう「怖い話」第47弾。
「意味が分かると怖い話 第1弾~第46弾」よりも、更にレベルアップした”ゾッとする話”を届けます!
読むか読まないかはあなた次第です。
私は、食卓の上に並んだ残り物のおかずを眺めながら、ぼーっとしていた。
向かいの席には、行儀の悪い弟…。
食卓に足を投げ出してテレビに目を向けている。
父と母がいる隣の部屋から、テレビの音が聞こえてくる。
隣の部屋は、見たくもないくらい散らかっているのだ。
床には空になった缶ビールが転がっていて、耳まで真っ赤にした父親の頭が少し見える。
その向こうには、コタツから頭だけ出して横になっている母が見える。
だらしない人ばっかりで、本当にうちの家族はイライラする。
父親は会社をクビに、母親はヒステリーを起こし、弟はずっと浪人。
「はぁ…」とため息をついた。
家庭のことは誰にも相談できなかったし…。
「このまま家族がバラバラのまま年を越していいのかな?」
座布団の上にでんっと乗った母親の大きな尻を見ながらそう思った。
弟は隣の部屋のテレビを見ているのに、足は食卓に投げ出されている。
父親の頭は耳まで血で真っ赤になっている。
母親の頭部はコタツ、尻は座布団にある。
家族バラバラ殺人の現場。「私」が犯人と思われる。
「30代男性が意識不明の重態」
救急隊員の俺は、救急車を飛ばして駆けつけた。
通報のあったマンションにつくとすぐに女性が出てきて
「ああ、やっと来てくれたんですね!」と言った。
20代半ばくらいの化粧の濃い女性だ。
「私が帰ってきたら主人が倒れていて…」
「人工呼吸なや心臓マッサージなど救命処置は行いましたか?」
「はい、元ナースでしたので、一通りのことはしたんですが、意識が戻らなくて…」
家の居間のソファーには男性が横たわっていた。
俺は男性の顔を見ると思わず
「キレイな顔をされていますね…。」
と言ってしまった。
「え?」
女性は呆気に取られていたが、徐々に女性の顔が青ざめていくのが分かった。
「俺」は化粧の濃い女性が人工呼吸をすれば、化粧品が男性につくはずだと不思議に思った。
それが図星で、女性は一切救命処置はしていなく、助けようとしていなかったのだ。
俺には、つい最近まで交際していた女性がいた。
その元カノは、同じ会社の他部署の女性だから、今でも社内の廊下やエレベーターでたまに見かける。
どうやら、俺と別れてすぐに俺の後輩と付き合い始めたらしい。俺は腹が立って仕方なかった。
後輩と付き合う為に俺をフッたのでは?と考えると、許せない。
イライラしながらエレベーターに乗ると、ちょうどその元カノが乗り合わせた。
エレベーターは混んでいるので、あっちは気づいていないかもしれないが、俺はすぐに気づいたよ。
10階で俺たち以外の人が全て降りてエレベーターで二人きりになった。
つい酷い言葉を浴びせてしまい、エレベーターで屋上まで上がる間口論になった。
その後、俺は一人エレベーターで1階へ戻った。
もう彼女のことは忘れたい。
エレベーターで口論になった後、元カノを屋上かどこかから突き落とした。
下の様子が気になり、1階へ降りた。
俺が高校生の時の話。
って言っても、今も高校生なんだけどね。
次の日に絶対提出しなくちゃいけない課題を、学校に置きっぱなしにしてしまったことを気づいたんだ。
でももう時間は夜の12時すぎてた。
けど、提出物を忘れると怒るめっちゃ怖い先生の課題だったから、居ても立っても居られなくなって学校へ向かった。
俺ビビりだから、深夜の校舎に侵入するなんて本当に無理だったけど、必死で施錠されていない窓やドアを探した。
唯一開いていたのが1階のトイレの窓だったんだけど、そこからなんとか侵入してやっと教室にたどり着いた。
もう途中からは何が何だか分からなくてパニック状態。
途中から頭が真っ白だったし、どうやって家に帰ったかも記憶が飛んじゃうくらいテンパってた。
けど家につくと布団をかぶって震えているうちに寝てしまった。
「あ…課題やらなきゃ」と明け方に思い出して起きた時には、
なんだか下の階がざわついていた。
下の階に降りると、両親と姉がドタバタしていて
「〇〇(俺の名前)が帰ってこない」と騒いでいた。警察を呼んでいるらしい。
おいおい。俺ここにいるけど(笑)
「ねえ。俺ここにいるよ!(笑)」
警察が来た。誰も俺のことを見ない。
「俺」は、校舎で何かに襲われたか取り憑かれている。
頭が真っ白になってからは、俺はこの世に存在していない。
私がまだ小さい時の話。
当時、家は貧乏で風呂なしのボロアパートだったので、よく母親と近所の銭湯に行っていました。
子供だったから、母が体を洗う間、湯船で泳いだり浴場をウロウロしてたんです。
そんな時に、湯船の近くに扉?があるのを発見しました。
扉は鍵が閉まっていて開かなかったのですが、私は中が気になって鍵穴から向こう側を覗きました。
けれど何かに覆われて向こう側は見えませんでした。
「なんだ。つまんないの。」
けれど一度目を離した後、もう一度覗いてみると今度はボイラーと思われる機械が見えたのです。
見たことのない世界にドキドキして夢中で覗く私。
けれど、ふと扉の向こうから誰かが近づいてきたような気がして、サッと目を離しました。
次の瞬間、鍵穴からはマイナスドライバーの先端が出てきて狂ったような動きをしたのです。
私は、怖くて声も出ませんでしたが、その場を急いで去りました。
なぜかこのことは、当時誰にも話せませんでした。
ただ子供だった私は、そんなこともすぐに忘れてしまい
その街を引っ越すことになったのです。
最後の夜にあの銭湯へ行きました。
銭湯で遊ぼうと、私はおもちゃ箱にあったガラクタをお風呂セットと一緒に持って。
湯船の中で、ガラクタを使って遊んでいるとふとあの日のことを思い出しました。
そんな私は恐怖よりも好奇心が勝ってしまい、ガラクタを洗面器に入れてそっと扉の方へ向かったのです。
こっそり鍵穴を覗くとまた向こう側は何かに覆われて何も見えなくなっていました。
私は、その覆っている何かのことが気になり、ガラクタの中にあった箸を、おもむろに鍵穴に突っ込みました。
その瞬間、向こう側で何かが暴れる音がして、私はあわてて箸から手を離しました。
箸は勝手に動き、やがてこちら側に落ちました。
落ちた箸は先から数センチ折れていたのです。
私はあせって、逃げるようにその場を去りましたがこの時もだれにも話すことができませんでした。
その日、私達家族は隣の街へ引っ越していったのです。
数年後、元々住んでいた街へ遊びに行く機会がありました。
銭湯の裏にある公園を散歩している時、
ふとあの扉のことを思い出して身震いしました。
公園には平日だからか、あまり人はいませんでしたが、
一人の男が一心不乱に体を揺らし何かをしているのが見えました。
明らかに挙動がおかしい男でしたが、つい私はじっと見てしまい
男はこちらに気付いたようでした。
男と私の間に距離はありましたが、
彼の顔を見て私はまるで金縛りにあったかのように動けなくなりました。
彼の片方の目は潰れていました。
あの日鍵穴の向こう側にいた男だった。
あちら側から男は覗いていたのだ。
いつも使う地下鉄の駅の近くで、毎日なにやらブツブツ呟いているホームレスの男がいた。
ある日、その男が何を言っているのかが気になって、男の近くで携帯をいじるフリをして盗み聞きしたんだ。
目の前をおばさんが通ると男は
「豚」
と呟いた。
なんだよ。通行人の悪口か?
次に普通のビジネスマンが通る。すると男は
「人」
と呟く。
ああ、まぁ普通の人って意味かな?
けれどその後、明らかに肥満と思われる男が通った時は
「野菜」
と呟いた。
野菜?これこそ豚じゃないの?笑
次にやせ細った男が通ると
「牛」
と呟く。
いやいや、牛は似てないだろ…。
俺は疑問に思った。
男に尋ねる。
「一体何を呟いているんですか?」
「俺はそいつが直前に食べたものがわかる能力を持ってるんだよ。」
ああ、なるほど。ある意味すごい能力だけど
くだらねーな!笑
ビジネスマンは「人」だった。
「意味が分かると怖い話」いかがでしたでしょうか?
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