「結婚が不安」彼女や友達がマリッジブルーに!どう対応すべき?専門家が解説

マリッジブルー(婚前うつ病)の心理・症状・対応を解説。メンタルケア心理士の実体験を交えつつ、「結婚が不安」「やっぱり結婚したくない」の対処法を紹介します。

執筆者: 桜井 涼 職業:メンタルケア心理士、コラムニスト
マリッジブルーの友人をどう扱うべき?マリッジブルーの心理と対処法

こんにちは、 メンタルケア心理士の桜井 涼です。

結婚することになって、マリッジブルーに陥る人は確実にいます。
かくいう私もマリッジブルーになった1人です。

  • 「プロポーズされて幸せなはずなのに…」
  • 「結婚できることが嬉しいはずなのに…」

 

このような相反する気持ちが働いている人や、そういう気持ちを抱いて悩んでいる友人がいる人に、「マリッジブルー」について少しでも知識を持っていただきたいと思い、今回はマリッジブルーの心の状態や対処法を解説します。

 

 

マリッジブルーの正体とは

結婚が決まってから何となく気分が乗らないような時に、「私、マリッジブルーかも」という感じで言葉を使うことが多いです。
このあいまいな言葉「マリッジブルー」の正体を明らかにしたいと思います。

マリッジブルーとは?

「婚前うつ病」とも呼ばれる、心が抑うつ状態となっていることです。

結婚前に結婚のさまざまな変化があることに、精神的な落ち込みを感じる状態を言います。

 

原因は結婚そのものではない!

ここまでお話しすると、「原因は結婚?」と思われるかもしれません。

実際は、違います。

 

結婚自体が原因ではなく、結婚に伴ってくる不安などにあるのです。

 

例を挙げると…
  • 相手の両親とうまくやっていけるか
  • 家族としてやっていけるか
  • この人と結婚して大丈夫か
  • 名字が変わることに対しての不安(女性に多い)など

 

男性だってマリッジブルーになりうる

なお、マリッジブルーになるのは、女性だけに限りません。

数は少ないですが、男性もなると言われています。

マリッジブルーの症状

マリッジブルーの症状は、心身共に出てきます。

 

マリッジブルーの症状 精神面
  • 不安や不満
  • 抑うつ感(気分の落ち込み)
  • イライラ
  • 憂鬱
  • 意欲低下
  • 逃げたいと感じる など

 

マリッジブルーの症状 身体面
  • 食欲低下
  • 頭痛や疲労感
  • 睡眠状態の不調(眠りが浅い・寝付きが悪い等) など


これ以外にもマリッジブルーが重くなってしまうと、過度にストレスを感じてしまったり、月経に関する不調が起こったりするといった症状が出る人もいます。
症状が悪化すると「うつ病」になってしまうこともありますので、注意が必要です。

実話!マリッジブルーで逃げた花嫁

友人の結婚式に出席したとき、お色直しで退席した花嫁が式の途中でいなくなってしまったということがありました。(式は新郎だけで何とか進行し無事終わりましたが、内容はかなり変更になったことは言うまでもありません。)


私の友人である花嫁は、式場からほど近いホテルに隠れていました。

話を聞いたところ、「このまま結婚して、私はやっていけるのかと不安に駆られた。気がついたら、ウエディングドレスを脱いで逃げてここにいた」とのこと。


パートナーとなる男性を嫌いになったわけではなく、強い不安感が襲ったようでした。

マリッジブルーへの対処法と正しい対応

マリッジブルーの一番強い気持ちは、「不安」です。

私もそうでしたが、訳もわからず不安になるのです。

 

理由なんて、その時はわかりません。

後から「あの時はそうだったのかなぁ」と感じるくらいから始まります。

対処法がいくつかありますので、不安感が強い時は試してみて欲しいと思います。

対処法1.不安感を人に話す/聞いてあげる

不安に感じた気持ちを表現できなくても、「私は(僕は)不安だ」とパートナーや友人に正直に話しましょう。

 

何に不安かわからなくても、人と話すことで不安感は声となって心から出て、心に溜まっているものを吐き出すことができます。

そうすれば、心は軽くなります。

 

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対処法2.気分転換に行く

映画やお茶などでもいいですが、ドライブや旅行など少し遠出をすることをお勧めします。

日帰りでもきれいな景色を見るなどして、非日常を味わうようにしましょう。
自然の景色を見るだけで、すっと気持ちが楽になれます。

 

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対処法3.結婚準備のことを考えないようにする

結婚に関するさまざまなことが原因であるため、結婚に関することをいったん考えないようにします。

結婚雑誌や式場のことなど全てを目につかないところに置いて、気持ちを切り替えるための期間を設けるということです。

ちなみに私の場合は、対処法1と2をパートナーと一緒に行って、不安な気持ちを受け止めてもらい、非日常を体験して乗り切りました。

 

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マリッジブルーの心理を知り、不安を受け止めてあげよう

マリッジブルーは、なった人にしか分かりません。

何とも言えぬ強い不安感が突然襲ってくるのですから、本人が一番ビックリします。

 

訳のわからない不安感が自分の腑に落ちたとき、マリッジブルーはなくなります。
パートナーや身近にいる友人が手を貸すことはとても心強いです。

焦らすような言葉を使わず、大きな心で包んであげましょう。

それが一番の薬となります。

 
 コラムニスト情報
桜井 涼
性別:女性  |   職業:メンタルケア心理士、コラムニスト

元学習塾講師。妊娠出産のハプニングを乗り越え、現在は2児の母。
その頃より子どもの心の動きや医療に関係することに興味を持つ。

2009年より文筆家として活動。
子どもの心に関するコラム、子どもの心が正常に育つために夫婦へのアドバイス、子どもの病気関係を取材しコラムを執筆中。
心の闇を抱える子どもへの取材や心理学を学び、2016年「メンタルケア心理士」資格を取得。

ブログ『フリーライター桜井涼のたなごころ』
http://ameblo.jp/miehime0617/

 

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