トルコ、イスタンブールの治安について

執筆者: nanoco
はじめに

トルコ・イスタンブールをご紹介いたします。2013年、デモなどでトルコの治安について心配された方もいらっしゃったかもしれませんが、観光地ではあのようなデモはありませんので、安心してください。

 

※写真はイメージです 

 

トルコで気をつけること

トルコはヨーロッパの中でも治安がいい方だと思います。

確かに泥棒やスリのような小犯罪はありますが、強盗などには発展しません。泥棒でもどこかに置き忘れたものを持っていかれるとかテーブルに置いた携帯を盗られるなど、ある程度許容できる範囲(?)のものです。

ヨーロッパでよく聞かれるバスの中で鞄をナイフで切られて…とか、南米のように銃を持った強盗が…などということは少ないです。

 

どちらかというと詐欺やぼったくりに気をつけたほうがいいかもしれません。

でも、観光で初めていく場所で相場も分かりませんし、ぼったくられたかどうかに気付ける方が少ないと思います。せいぜい同じものが別の店でもっと安く売られていたとかタクシーでメーターを使わなかった程度かと思います。時間があれば、何軒かめぐって同じ物を探し値段を比較したり(それでも「うちのは材質が違う」とか言ってきますが…)とりあえず値切ってみて相手ががんとして譲らなければそれが定価なんだな…と納得するとか…。

 

注意するべき場所

 

そして、現地のホテルの人やガイドの人が「危ない」と言ったら、そこには行かないようにしましょう。男性は男性、女性は女性の行動範囲があります。

トルコは特にイスラムですので、性別による行動様式が異なります。

「危ないエリア」ははっきりと決まっています。しかも、「道一本はさんで向う側」みたいな感じで「安全エリア」と隣り合っています。

「危ない」と言われたエリアには現地の人も行きませんし、ましてや観光で初めてきたのにちょっと冒険心を出して…なんてことをしてしまうとやはり事件に巻き込まれてしまいます。

 

最後に

 

トルコで一番多いのがトルコ人男性に声をかけられた日本人女性が最後に飲み物か何かに薬を混ぜられて…という事件ですが、このパターンは「命取られてもしょうがない。わたしが悪かったんだ」という覚悟で、その男性についていってください。(ついていくなら…)日本で同じことをしても、リスクがあります。海外ならその倍だと考えてください。これも金銭または別のことが目的なので、命まではとられませんが、冬の寒空に道に放置されて凍死すんぜんだったというケースもありますから、そうとも言い切れません。第一、楽しい海外旅行でそんな目にあってほしくないです。みなさん、ぜひ気をつけてください。