秋の衣替え。大切な夏服を長期保管するときのポイント4つ
秋の衣替えシーズン。来年も着たい大切な夏服が、黄ばんだり変色したりしないために、長期保管するときのポイントを紹介。日光や湿気・虫にも注意しましょう。
夏服を正しく保管していますか?
衣替えを行うと半年程度は衣類を保管しますよね。
きちんと保管しておかないと、どうなるか…。
翌年黄ばんだり変色したりした服と"ご対面"することになります。
衣替え時の保管は、とても大切なのです。
今回は、大切な夏服を長期保管するときのポイントをご紹介します。
衣替え時の夏服保管のポイントは、以下の4つです。
- 日当たりの良い場所は避ける
- タンス衣装ケース内に湿気をためない
- 必ず防虫剤を使う
- 仕舞い洗いする
特に気を付けておきたいのが日当たりと湿気。
いずれも変色の原因になりますので、保管場所には注意が必要です。
次に、順に詳しく見ていきましょう。
日当たりの良い部屋で服を保管していませんか?
服にとって日光は大敵です。
時間とともに服が日焼けしてしまいますので、絶対当てないようにしましょう。
衣装ケースの場合は、日が当たらないよう移動したり、ケースの上から布をかけたりしておきます。
日に当たらないようクローゼットなどで保管するのもお勧めです。
夏場は湿度が高く感じますが、これは秋冬の場合でも同じ。
特に家の中は湿気がたまりやすく、加湿器などの影響もあって、クローゼットや衣装ケースの中は意外に湿度が高くなりがちです。
服は湿気に弱く、皮脂が湿気に触れると酸化してしまいます。
酸化は服が黄ばむ原因となりますので、通気性の良い部屋で保管するか、除湿剤を入れておきましょう。
ただし、除湿剤は有効期限に注意が必要です。
定期的に交換しましょう。
大切な服に穴があくようなことがあれば、へこんでしまいますよね。
夏服は、虫にとってはご馳走です。
保管中に虫食い穴ができるのを防ぐため、クローゼットや衣装ケースなどには防虫剤を入れておきましょう。
ただし、除湿剤と同様に、防虫剤にも有効期限があります。
衣替えを行った後は定期的に確認し、こまめに交換しておきましょう。
夏服を保管する前には、仕舞い洗いをお勧めします。
どれだけ保管に気を使っても、服に付着した皮脂や角質が原因となり、黄ばんでしまうことも珍しくありません。
来シーズンも着たい方は、しっかり洗濯しておきましょう。
仕舞い洗いは家庭の洗濯機でも問題ありませんが、クリーニングやドライクリーニングを活用するのもいいですね。
「仕舞い洗い」とは、衣替えの際に服を再び洗濯することを言います。
通常の洗濯では、皮脂や角質が全部きれいには落ちませんから、保管中の黄ばみ・変色を抑えるためには、仕舞い洗いすることが重要です。
冬服は保管が大変で、特に湿気や虫に注意しなくてはいけませんが、これは夏服に関しても同じです。
保管前には仕舞い洗いを行い、日光や湿気を避け、防虫剤を入れて保管しましょう。
衣替えは服を整理するチャンスでもあります。
もしいらない服があったら処分し、クローゼットや衣装ケースの中をスッキリさせると良いでしょう。
服が溢れている方は、衣替えの際に整理も兼ねて処分することをお勧めします。
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