断捨利で後悔しないための3つの考え方!正しく意味を理解して物欲を捨てる方法

執筆者: Hama

モノを捨てるだけが断捨利ではありません。

断捨利とはヨガの「断行」「捨行」「離行」から来ているということは、ご存じの方も多いでしょう。しかし、最近の断捨利は「捨行」ばかりが注目されてしまい、「断つ」「離れる」ということはどうやら二の次になっているような気がします。

 

3つの考えを改めて認識し、モノを捨てて満足するうわべだけの断捨利から、もう1ランク上を目指しましょう。

 

断つこと

世の中には物が溢れています。テレビや雑誌、インターネットなどを見ると「欲しい!」と思うようなものがいっぱいです。

駅の構内にまで物が売られていて、誘惑ばかり。資本主義社会ですから、仕方のないことです。

そして、溢れているものをしまうために、収納が必要になります。

収納が多い家を買うために一生懸命働いて稼がなければなりませんね。

いつになったら満足するのでしょうか。

お分かりのように、物への執着はこうした私たちの欲から始まります。

手に入れた瞬間満たされる、人と同じものを持っていたい、ストレス解消で何かを買いたい、などその原因は様々。

欲しがる心は、人の気持ちに負担をかけて疲弊させます。

1万円のものが3千円で売っている、とてもお得だから「買うべきだ」と思うその欲が、まずあなたを苦しめています。

「買うべきか」「どうしよう」と考えているなと気づいたら、20秒ほど考えましょう。

代用品はありますか?あるのであれば、それは不要なものなのです。

あったら便利と思うものも、まずは無くても不便ではない、と考えましょう。

どうしても無いと不便と思うものや、しょっちゅう使うものだけを購入しましょう。

 

 

そして何かを手に入れるときは、上質なものを選びましょう。

上質なものは大切にします。そうでないものを衝動買いしても、結局使われず部屋の中の置物と化してしまいます。

物を入れないためには、意識をすること。

本当に欲しいのかどうか、必要なのかどうかをちょっとだけ考えることが大切です。

捨てること

物を捨てることができない人は、常に頭の中も雑になっています。

それが毎日積み重ねると、無意識のうちに大きなストレスになります。
「捨てるべきかな」「いや、使うかもしれない」「あの部屋なんとかしなきゃ」…そうした雑念が、自分を縛っているのだそうです。

これは大きなストレスになりますね。

 

 

私たちの幸せは物の数では決まりません。

物がなければ私たちはそれを考えることもないし、掃除するときに「邪魔だなぁ」と思うこともありません。

何かを失うことを恐れている、そんな無駄な不安やいらだちから解放されるためには、捨てることから始めなければならないのです。

離れること

離れるということは、物欲をなくすことです。

そのためには「捨てる」ことが前提になります。

 

「いつかつかうかも」「もったいない」と思って長年溜めこんでいたものを捨てましょう。

しばらくすると「もっと早く捨てておけばよかった」という気持ちになり、それを改めて手に入れようとは思わなくなります。
気が付くと、物欲から離れて充実した時間を過ごせるようになります。
物欲が減ると雑念も減り、解放され、その分充実した時間を送れるようになります。

これが断捨利の本来の目的です。
断捨利で人生が変わるといわれるのは、そうしたことからなのです。

 

 

おわりに

捨てることでようやく必要がないものだと本能で理解するのです。
以前より物が少ない状態で生活をすると、更に「これもいらないのではないか」と思うようになります。これが物欲を捨てることに直結します。

断捨利は一度では終わりません。
繰り返しその気持ちを思い起こすことで、更にすっきりとした場所を作り上げていくのです。
こうして段階を踏んで、物への執着が減っていきます。
頭の中がすっきりしていると、心にゆとりができ、毎日が楽しくなりますよ。

 

※「断捨離」は、やましたひでこ氏の登録商標です。

 
 コラムニスト情報
Hama
性別:女性  |   現在地:神奈川県横浜市  |  

神奈川県横浜市在住のHamaです。

高校生の息子と夫の3人暮らし。

花粉症と喘息、原因不明の湿疹を糖質制限やサプリメントだけで治すことができ、とっても幸せな春をすごしています。
それからは栄養素について学んでいます。

主婦目線ですが、心のこと、家族のこと、体のこと・・・
色々なことを共有して役に立てていけたらとっても嬉しいです。

よろしくおねがいします。

 

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