その習慣や癖が「とれない疲れ」の原因かも!繰り返す疲労への対策は?

利き腕、利き目、同じ姿勢…これでは筋肉の使われ方も偏り、疲れが溜まるところが慢性化しがち。対策をとりましょう。

執筆者: 梅田 孝男 職業:整体師・気エネルギー療法師・カイロプラクティック師
健康を損ねる「負の習慣」に注意!

こんにちは、梅田整体療院の院長の梅田孝男です。

 

今回は、姿勢の悪さや偏食といった悪習慣ではなく、普段の皆さんの生活や労働などの習慣に注目したいと思います。

 

 

意識しないで行われる「本能」

あかちゃんの成長過程として、誰も教えていないのに、ゴロゴロと寝返りをうつ、お座りをする、立ち上がって歩き出すといったことが挙げられます。

これらは人間の本能です。

 

  • お腹が空けば何か食べたくなる。
  • 夜は眠くなる。
  • 寒ければ震える。
  • 暑ければ汗をかく。

 

これらもみな本能による行動です。

一般的には考えてできるものではありません。

 

動物界や自然界も同様で、様々な「本能による行動」があります。

そこには、命をつなぐ大切な役割が存在しています。

 

 

本能に基づく癖や習慣が生まれてくる

反対に、考えて行動する場合は、そこにはそれぞれに目的と意識があります。
食べること自体は本能ですが、何を食べるのか、食べる量や速さも人それぞれ違います。

 

寒くて震えることは、筋細胞を動かして発熱しようとしている本能ですが、その際に厚着をしたり、お風呂に入って温めたりと、各人によって異なる行動が見られるようになります。

 

習慣や癖が身体に負担を与えてくる

はじめは目的に合わせて自分で意識して行っていたことも、それが無意識的になってくると習慣や癖となっていき、その習慣が偏ったり度を越えると、体にとって負の習慣となり得るのです。

 

同じことの繰り返しは疲れやすい
映画館の席で、一番前の一番端の席で映画を見た人と、一番後ろの真ん中の席で見た人、どちらの方が疲れるでしょうか?

 

答えは、前者の人ですね。

スクリーンを見るために、顔を同じ片側へ長時間向けているため、首や肩の筋肉が疲れてくるからです。

 

また例えば、いつもカバンを持っている左手、美容師さんのカットする利き手、スーパーのレジなどの同じ側で流れ作業をする足腰、長時間の車の運転やデスクワークの腰周りといったように、いつも同じことを繰り返していると、筋肉の使われ方も偏り、疲れが溜まるところが慢性化してきます。

 

 

基礎体力や筋力を高めると回復力アップ!

それらの疲労に耐えられる基礎体力や筋力があれば、休めば疲労は回復できます。

また、そうした状況を変えられるならよいのですが、耐えられる体力や筋力がなければ回復できません。

 

仕事といいつつ頑張りすぎても、負の習慣になってしまっては体の故障に繋がります。
そうならないためには、日頃から筋トレや軽いランニング、スポーツなど、心地よい疲労感を感じるくらいの運動を、継続して行うことがよいでしょう。

 

体力向上や体作りは、動かなかったら始まりません。

 
 コラムニスト情報
梅田 孝男
性別:男性  |   職業:整体師・気エネルギー療法師・カイロプラクティック師

群馬県高崎市の、梅田整体療院の院長として、日々施術をしております。

2000年3月に独立開業。整体、カイロ、東洋医学の他、筋肉反射療法や気エネルギー療法の気導術を習得。症状をなるべく速く、少ない回数でよくしたい気持ちで、ご対応させていただいております。

施術現場で起こる不思議な現象に、多くの体のことを学ばさせていただいてます。これまでの常識や知識ではなく、施術から得られた人の体の本質を、皆様のお役に立てるようお伝えしたいと思います。
どうぞ、よろしくお願いいたします。

施術録や日記等をお伝えしていますブログ「梅田整体療院のツッパリ解消ロックンロール」もご覧になってください。
http://umedaseitai.seesaa.net/

厚生労働大臣認可 日本健康サポート協同組合会員