都会のオアシスでリフレッシュ!ザ・キャピトルホテルの楽しみ方

執筆者: 詩月里沙
はじめに

  

 地方へ出なくとも、都内で十分気分リフレッシュできる所があります。それが、赤坂にある、ザ・キャピトルホテルです。国会議事堂が見張らせる、ちょっとお堅くスマートな雰囲気が特徴の、落ち着いたホテルです。地下鉄の溜池山王から直結しているので、外に出なくともロビーへアクセスできるので、とても便利です。ちょっと疲れた時は、このホテルに泊まってみると、とても良い気分転換になります。ホテルの周りでも遊ぶ事ができます。

 

※写真はイメージです 

 

ザ・キャピトルホテルの楽しみ方

 

ホテル周辺のおすすめスポット

 

 まず、ホテルから徒歩3分の日枝神社という、大きな神社へ行ってみましょう。境内を散歩したり、お参りするのにふさわしい、広々としたパワースポットです。

 

 赤坂サカスという商業施設も、ホテルから歩いて10分程で到着します。この機会に是非、TBS観光もしてきましょう。特に土日の赤坂サカスは賑やかで、活気付いています。

 

 

おすすめランチ

 

 お昼はどうしましょうか?そんな高級な所でなくてもいいし、並ばないで早く入れる所がいいし、でもお昼時はどこも混んでて並んでしまうし…という場合でも、ご心配なく!ホテルから赤坂サカスへ向かう道沿いに、「たもん庵」という、うどん屋さんがあります。セルフサービスで、自分でトッピングを選んで行き、最後にお会計というシステム。とにかく安くて美味しいので、大人気。回転も速いです。カウンター席だけでなく、テーブル席もあるので、落ち着いて、時間をかけてお食事する事もできます。ここのうどんはゴン太で、しっかりしているのが特徴です。木目調の店内で、清潔ですし、暖かみの感じられる雰囲気です。赤坂でも、ホッと和めるお店です。

 

 

ホテルでのティータイム

 

 ホテルをチェックインしたら、おやつにキャピトル名物「アップルパンケーキ」を食べましょう!キャピトルホテルの自慢といったらこれなのです!アップルパンケーキ!これを食べずにキャピトルホテルを出てはいけません。ここにしかないオリジナルアップルパイです。

 ホテルのロビー階と同じ階に入っている、「おりがみ」というお店で楽しめます。手前がお茶などをするラウンジになっており、奥の席が、お食事用のテーブル席になっています。アップルパンケーキは、ソファ席のラウンジで楽しめます。

 

 出てきたアップルパンケーキを見てびっくり。お皿が大きい!パンケーキの面積も大きい!平べったく薄焼きの、今まで見た事もないアップルパイ!そして、オーブン用のケーキ型容器のように、パンケーキで縁が作られています。そして、中側の生地にたっぷり練りこまれた林檎達。何とも香ばしい甘い香りで美味しそうです。しかも、アップルパンケーキと一緒に、小カップにたっぷり入れたバターとメイプルシロップも添えてくれるのです。ちなみに自分はこれ、全部残すことなくかけました!とっても濃厚になって美味しいです。しつこいのや甘いのが苦手な方、またはダイエット中の方は、控えめにした方がいいかもしれませんね。

 

 また、このラウンジは、ハーブティーの種類も充実しており、アップルパンケーキのお供に、ハーブティーを選んでみるのも良いでしょう。レモンミントやローズヒップ、ワイルドベリーやアップルティー等、どれも健康と美容に良い種類ばかりです。

 肝心のこのアップルパンケーキ、厚さはなく、ペロッといけるものの、意外と食べごたえあり。お腹に余韻を残します。夕飯まであまりお腹がすかないかもしれません。夕飯もいっぱい楽しみたいのであれば、口が滑っても「おかわり!」なんて言わないように。美味しいので、気持ちはよく分かりますが。

 

 

おすすめのホテルディナー

 

 さて、夕食の時間は、ゆったりとしたテーブル席の「おりがみ」で。余談ですが、この「おりがみ」というお店、森久美子さんのお気に入りの店の一つで、テレビでも紹介されていました。

 おりがみはホテルのレストランにしては、とても良心的な価格です。オムライスやカレーライス、ピラフ等、単品メニューであれば2000円代で楽しめます。しかもそれなりに量もあります。

 

 単品で頼むのであれば、お勧めは断然パーコー麺です!店員さんもお勧めするくらいです

パーコー麺とは、中華料理の一つで、豚肉に衣をつけて揚げたものを乗せた、中華汁麺の事。豚カツラーメンと考えればいいでしょうか。麺は細麺で食べ易く、醤油ベースのこってり出汁に、ジューシーな豚のエキスがプラスされ、とっても濃厚です。これは本当に量が多いので、男性は一人で十分なものの、女性であれば、皆と分けあって食べるのがいいでしょう。また、軽食であれば、アボカドサンドもお勧めです。アボカドの切り口が芸術的で素晴らしい!アボカドが何枚もたっぷりと入っており、まさに主役はアボカド!アボカド好きにはたまりません。とっても豪華なサンドイッチ。フライポテトもケチャップ添えでやってきます。


 そして、欠かせないのがローストビーフ!もしも単品ではなく、コース料理を選んだのなら、別途サービス料金が発生しても、ローストビーフを頼みましょう!ローストビーフは時間がかかり、多少待ち時間がありますが、その価値あります。やっと出てきたと思えば、なんとワゴンで登場!銀の皿に、銀蓋が被せられてやってきます。周りのお客様も興味津々。一体どんの豪華なものが出てくるのだろう?そしてパカっと蓋があけられると、まだカットされる前のローストの丸焼きが露になります。そしてここで料理長が登場!とても笑顔がにこやかで気さくな、人柄の良さそうなシェフです。そうです。料理長自ら、目の前でローストビーフを切り分けてくれるのです!そしてお皿に盛り付けてくれ、上からグレイビーソースをとろり。とっても美味しそう!というか、美味しいです。新鮮なレアの肉質!薄切りでも身がしまっていて食べごたえあり!何枚か食べ終えると、また、その都度切り分けにきてくれます。なんという徹底ぶり。こんなサービス受けたら、自分がまるでお城の主のようですよね。でもいいのです。キャピトルホテルは、そんな気分を提供してくれるホテルなのです。

 

 

優雅な朝食

 

 翌日の朝食は、ルームサービスにも変えられるというシステムがあります。これもお勧めです。普通、ホテルの朝食は、ホテル内の指定されたレストランで朝食ビュッフェが多いですよね。ルームサービスでの朝食は、ホテルのスタッフさんが、部屋のテーブルを朝食席にセッティングしてくれ、料理を配置してくれます。部屋タイプの都合で、窓側にテーブルがセッティングされる事もあります。その場合は、外を眺めながら優雅に朝食を楽しむ事ができ、なんとも贅沢な朝食です。

 

さいごに

 

 都内で簡単に現実逃避ができる、ザ・キャピトルホテル。ちなみにこの「CAPITOL」には、「国会議事堂」という意味があります。自分は実際、キャピトルホテルを利用した事がありますが、また何度でも行きたいと思うくらい、気に入っています。常々思っています、「また、キャピトルで癒されたい!」と。でもこれを試しに「また、国会議事堂で癒されたい!」と言い換えると、ちょっと変わった人間になっちゃいますね。

 

 

 
 コラムニスト情報
詩月里沙
性別:女性  |  

尊敬する作家:フランチェスカ・リア・ブロック
好きな英語の発音:conversation
得意料理:シチュー、オムレツ
尊敬する女性:アヴリル・ラヴィーン
好きな映画:「バーレスク」
好きな国:フランス、シンガポール
憧れの国:ギリシャ、スウェーデン
好物:かぼちゃ、アボカド、海老、レーズン、小豆、高野豆腐
好きな果物:柿
好きなイタ飯:ジェノヴェーゼ、ニョッキ
好きなスイーツ:スイートポテト、モンブラン、レアチーズケーキ、杏仁豆腐
好きな鮨:えんがわ、ホタテ、カリフォルニアロール
好きな料理:グリーンカレー、スープカレー、ドライカレー、インドカレー
好きなお酒:アマレット
好きな飲み物:チャイラテ
凝ってるもの:香水、アロマ
好きな香り:バニラ、苺、シトラス、ココナッツ
好きな言葉:度胸と愛嬌
モットー:善は急げ
仲良くなりたい人:理屈っぽい人、気難しい人、偏屈な人
好きな場所:代官山、広尾、白金高輪、鎌倉
自己紹介:行き当たりばったり好きな、無計画主義バックパッカー。本が恋人。
長所:物好き
短所:熱しやすく冷めやすい
特技:凝視