子どもとの会話の重要性 ~子どもの話を聞いてみましょう~

執筆者: colonna
はじめに

子どもの成長は楽しみですが、それと同時に子どもが成長するにつれて不安も増してくる事もあるのではないでしょうか。

そこで、子どもが親に何を求めているのか、子どもが何故そのような行動をするのかなど。

参考になればと思い、書いてみました。。

 

 

子どもの主張はいろいろ

 

言葉がはっきりしてくると、どんな話かもしっかりと聞き取れるようになります。

それは嬉しいことである反面、心配になる原因でもあるかもしれません。

 

少しずつ子どもが話をできるようになると、いろいろな情報が入ってきます。

幼稚園や保育園のこと、友達のこと、自分の好きなこと・・・

 

特にお友達とのトラブル、先生に怒られた話など、マイナス面の話。

どうしても気になってしまうのは自然なことでしょう。

 

子どもの主張=全てではない

子どもは全ての事実を話すわけではありません。

大人も同じかもしれませんが、自分の都合のいいところしか話しません。

子どもにとって伝えたい部分でないことだからでしょう。

場合によっては、自分では気付いていない事実もあるかもしれません。

 

例えば、お友達が叩いてきたと言う話をしたとします。

お友達の叩いたことにも理由があります。

自分の子が叩いたからかもしれません。

何か言われたので仕返しをしたのかもしれません。

単純にいじめやすいから、と言う理由が無いとは言い切れませんが。

 

先生から怒られるのも、意味無く怒られているわけではないはずです。

子どもが何かしたのかもしれません。

もしかすると先生の勘違いかもしれません。

 

だから、子どもが行ったことが全て、と思うのは大変危険です。

真に受けて、先生に相手のお友達の保護者に文句を言うのも、トラブルになりかねません。

場合によっては、いつもクレームを言う保護者と言う感覚に見られることにも繋がります。

子どもにとっても良いこととは言えません。

 

まずは、先生にそのことについて聞いてみることも必要ではないでしょうか。

クレームをするのは、事実確認をしてからです。先走ると危険です。

時には同じクラスのお友達に話を聞くことも効果的かもしれません。

 

子どもの主張は受け止めていきましょう

 

子どもなりに話している気持ちはとても大切なことです。

もし、話を聞いてもらえないのであれば、話したくなくなるのは自然なことです。

 

聞いてくれない人に話すことは苦痛です。

聞いてくれても否定的な態度をとられると苦痛です。

 

大人もですが、子どもの場合はもっと繊細です。

特に親が話を聞いてくれないということであれば、信頼できる人がいないと感じるかもしれません。

 

話す内容が自分の主張だけであっても。

もしかすると空想の話であったとしても。

まずは話を聞いてもらう、と言うことが子どもにとっては嬉しいことなのです。

(大人も同じことが言えるのですが)

 

話をすることは、大切なこと

 

話をすることは、生活の中でごく自然なことの一つです。

だからこそ、おろそかにできないことではないでしょうか。

 

大人も最初からペラペラと話をできたわけではありません。

少しずつ言葉を習得して、会話を重ねていくことで、話すことが自然になっているのです。

 

子どもが話したい、何かを伝えたい、と言う思いを断つことが無いようにしてあげたいものです。

それは、大きくなってきてからの関わりにも繋がるものではないでしょうか。