首都圏から行けるおすすめドライブスポット4選~古き良き街並みを探しに「レトロ散歩」2~
日帰りドライブスポットは多々あれど、混雑するところが嫌いな方も多いはず。
駐車場待ちで時間かかるのも勿体無いですし、何しろ疲れちゃいますよね。
アウトレットとかレストランとかテーマパークはシーズンオフの空いている時期に行くとして、今回は大混雑しない、まったり見れるレトロな街並みをご紹介します。
首都圏からでも日帰りで往復できる距離で、駐車場を完備しているドライブにも最適なスポットです!
都内からでも車で2時間くらいで行ける、茨城県の桜川市にある真壁町(まかべまち)。
町の名の由来は、戦国時代末期の真壁氏が町を作ったことから残っているそうで、その後、江戸時代初期の浅野氏時代に現在の形が完成したといわれているそうです。
城下町の風情が今も残る真壁町には、蔵や門などの歴史的建造物が随所に見られます。
江戸時代からの建物だけでなく、どこか昭和な雰囲気も色濃く残っており、タイムスリップした気分も味わえます。
東日本大震災で多くの建物が被害を受けましたが、重要伝統的建造物群保存地区に選定されていて、104棟もの建物が国の登録文化財となっているという大変見応えのある街並みです。
タイミングが合えば、山車が迫力の「真壁の祇園祭」や、「ひな祭り」も有名ですのでオススメです。
町の観光協会の駐車場が65台完備されています。
栃木県と言えば、那須日光や鬼怒川など、超有名な観光スポットで知られていますが、今回ご紹介するのは実はあまり知られていない栃木市の蔵の街並み。
都内からでも2時間圏内でアクセスできます。
江戸時代から、京都から日光に至る例幣使街道の宿場町として、また舟運で栄えた問屋町として、栃木宿は北関東の商都と呼ばれていたそうです。
この例幣使街道の賑わいが今も面影を残すのが街の中心部である「大通り」や「嘉右衛門町通り」。
黒塗りの立派な蔵や、白壁の土蔵群が今でも残っていてタイムスリップした気分も味わえます。
その嘉右衛門町の由来にもなっている「岡田嘉右衛門」さんの旧家の代官屋敷が、重要文化財に指定されている「岡田記念館」。
歴史的建物や当時の生活ぶりを展示してある見どころです。
江戸時代以降の洋風建築も数多く残り、とても見応えのある街並みです。
日帰りではすべて見きれないくらい見どころが多いです。
駐車場は「蔵の街駐車場」がいくつもあり、観光施設に入ると割引も受けられます。
中山道と北陸道を結ぶ北国街道の宿場町として栄えた海野(うんの)宿。
都内からだと片道3時間コースとなり、ちょっと遠出した気分も味わえます。
佐渡で採れた金の輸送や、北陸の諸大名の参勤交代のほか、江戸との交通も頻繁で善光寺への参詣客も多くあり、海野宿は賑わっていたようです。
そんな賑わいを感じるのが、重要伝統的建造物群保存地区にも指定されている街並み。
「うだつがあがらぬ」という言葉の語源になっている「卯建(うだつ)」は、2階部分の屋根に備え付けられた防火壁のこと。
当時、うだつを上げるには費用がかかったことから、稼ぎの少ない状態のことを「うだつが上がらぬ」と呼んだりしたそうです。
そんな「うだつ」がいくつも見られる海野宿は、当時の繁栄を物語っています。
海野宿は全長650mに渡って、こうした古い街並みが続き、とても見応えがあります。
宿場の入り口には駐車場が完備されており、一回300円で停められます。
同じく長野県の北国街道の要所として栄えた、上田市にある柳町。
こちらも都内からだと片道3時間を超えるコースとなりますので、朝早めの出発がオススメ。
柳町は、真田氏による上田築城・城下町形成以来の長い伝統があり、石畳の道路や長屋が軒を連ねる美しい街並みです。
この柳町にも、うだつが上がっている立派な建物が多く、いかにも城下の商人町らしい雰囲気を醸し出しています。
映画のロケ地にも使われており、パン屋さんやカフェなど、オシャレなお店も多く、気軽に街歩きが出来るスポットです。
駐車場も各所にあるので停める場所には困らないと思います。
レトロな街並みを歩くということにスポットを当て、日帰りドライブをご紹介しましたがいかがでしたか?
もちろん現地で宿泊しても良いですが、気軽に出かけて、カメラ片手に散歩しても絵になる街並みです。
混雑する行楽地を避けて、日本の古き良きレトロを体験してみては?
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自動車やB級スポット、写真、グルメ、カフェ、音楽、ねこが好き。
休日には車の試乗をしたり、昭和の雰囲気残る街並をカメラ片手に散歩してます。
「ワンダー速報」というブログを毎日更新で運営しています。
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