しゃっくりが止まらない時の原因・止め方まとめ

ひゃっくりの原因と止める方法

何かをしている時、誰かと話している時、思わずひゃっくりが止まらない時がありますよね。

止めようと意識をすればするほど止まらなくなり、焦って苦しくなってしまうこともしばしば。

静かな場で出ようものなら、さらに困惑してしまいます。

 

ひゃっくりの原因は横隔膜の強い痙攣です。声帯が閉じて「ヒック」という音が発生し、それが一定間隔で繰り返される現象のことを指します。

 

要はこの横隔膜の痙攣を止めれば良いのですが、どんな方法があるのでしょうか。

洗いざらい調べてまとめた決定版をご紹介します。

 

 

下を向き、息を止める
  1. 背中を丸めないように下を向きます。
  2. 15秒~20秒(苦しくなるまで)息を止めます。
  3. 息を止めたまま唾を飲み込みます。
  4. ゆっくりと呼吸を戻して下さい。

 

これで止まっている筈です。

 

長く息を吸い、吐く
  1. ゆっくりと深く、10秒ほどかけて息を吸います。
  2. そのまま10秒~15秒(苦しくなるまで)息を止めます。
  3. 今度は10秒ほどかけて息を吐きます。一気に吐かないように!
  4. また5秒ほどかけて吸います。
  5. あとは普通に呼吸をして下さい。

 

耳鼻科の先生直伝の止め方です。

失敗したら初めからやり直してください。

 

人差し指を耳に入れる

一見ふざけた方法ですが、人差し指を耳に入れ、30秒ほどそのままにします。

なんとこれが効果てきめんで、多くの人が止まったという驚きの報告が。

 

他人の前で堂々と行うには少し勇気が必要です。

 

CHECK!

[即効性あり]頻繁に続くと疲れる”しゃっくり”を絶対止める方法!止まらないひゃっくりの止め方3選

 

横隔膜のリズムを意識して息を止める
  1. 「ヒック、ヒック」という一定のリズムをまずは掴みます。
  2. それから次に横隔膜がけいれんしそうな時を見計らい、横隔膜に力を入れます。
  3. そのまま息を止め、しゃっくりのリズムを乱します。

 

何度か行うと止まっていることが多いので、会議中など人に知られず収めたい方に有効です。

 

立ちながら息を止める

背筋を伸ばして立ちます。

静かに深く息を吸い、止めます。

横隔膜あたりの腹部に力を入れます。

そのまま20秒ほど息を止めた後、静かに吐きます。

 

満員電車など、姿勢を真っすぐにしか出来ない時に有効な方法です。

 

しゃっくりを止めるツボを押す
天突(てんとつ)

左右の鎖骨のちょうど中央にある、くぼみの部分です。強すぎない程度でグッと押しましょう。

 

内関(ないかん)

手のひらを上にし、手首のシワから指幅3本分のところにある筋の間です。ここを押すと少し痛みを感じますが、ゆっくり押していきましょう。

 

巨闕(こけつ)

みぞおちの下、指2本分のところです。4本の指を揃えて、押し込むように刺激します。

食べすぎず消化によいものを摂る

ただの一過性ではなく、何度も起きる、長く続いているという方は、もしかすると「ストレス性」や「逆流性胃腸炎の副作用」なども考えられます。

 

暴飲暴食でもしゃっくりは起きます。胃が刺激されているからです。

何も食べずにいても胃が荒れ、しゃっくりが起きてしまうこともあります。

 

結論として、適度に胃に入れつつ消化の良いものを摂る、ということが最も効果的です。

シリアルとドライフルーツを、暖かい牛乳などで頂くのがお勧めです。

 

ほか、胃に優しい食事全般を取り入れましょう。

 

 

おわりに

水を飲む、息を止める、驚かせて貰うなど、様々な方法があります。

しかしこれらは個人差が大きく、効かないという人も多いのが事実です。

その点、今回ご紹介した方法は横隔膜に働きかけるものですので、多くの人に効果があるかと思います。

 

苦しいだけではなく恥ずかしいしゃっくり、早くリズムを乱して止めることが先決です。

今回お教えした方法で、即座に止めてしまいましょう。