引き出しの中をスッキリお片付け!整理収納アドバイザーが教える「仕分け」と「ボックス」のコツ
はじめまして、整理収納アドバイザーの大谷洋子です。
私は「シンプル」という言葉が大好き。
自分にとってのシンプルライフとは、「お気に入りのモノだけに囲まれて暮らすこと」です。
好きなモノ+必要なモノだけで暮らしていると、余計な物が少ないので家の中の風通しも良く、Happyも舞い込んでくる様な気がします。
何故、家が片付くことで自分が楽になったり幸せな気持ちになれるのか。
そこが整理収納の驚くべき効果です。
そんな望む暮らしを手に入れるため、整理収納のコツをご紹介したいと思います。
整理という言葉は良く聞きますが、本当の意味を理解している人はどれだけいるでしょうか。
整理とは「区別する」と言う意味です。
お片付けにおいては、必要な物と不必要な物に分けることが整理です。
「さあやるぞ!」と押し入れやリビング全体から整理を始めると、物の数が多すぎて整理が難しくなり、散らかしただけで終わってしまう可能性が大きいと思います。
そのため、出来るだけ短時間で終わる場所から行いましょう。
まずは、引き出し一段から始めてみましょう。
- 引き出しの中の物を全て出して床の上に並べます。
- 良く使うモノ・あまり使わないモノに分けます。
- 良く使うモノだけを引き出しに戻します。
- それぞれのモノを使う場所へ持っていきます(例:リビングで良く使うモノはリビングに)
手順としては上の三つになります。
引き出しの中を全て出すのは面倒かもしれませんが、必ず「こんなモノがはいっていたのか」という状態になりますよ。
「あまり使わないモノ」はどうすればいいでしょう。
「あまり使わないモノ」を、おおよそ一年に一度も使ってないモノと定義しましょう。
なくても困らないけど、捨てられないモノですね。
この時点で無理に捨てる必要はありません。とりあえず分けて取っておきましょう。
ひとまず段ボールに入れ、一つのところに保管しておきましょう。
これを「迷い箱」とも呼びます。
一年先または半年先の日付を書いて、その時期が来たら中身を見直すことが大事です。
残してはいたけれど、また一年使わなかったと納得することで捨てることが出来るかもしれません。
または、来客があった際、使っていただける方にさっと差し上げることも可能ですよね。
この「迷い箱」は押し入れの奥の奥にしまい込むのではなく、出来れば目につくところに保管してください。忘れてしまっては困りますし、迷い箱そのものを溜め込んでしまっては整理整頓の意味がありません。
「迷い箱」は、物を整理しなくてはいけないけれど、無意味に捨てるのは抵抗があるという方に効果的です。
リビングのお悩みで多いのが「テーブルの上にモノが置きっぱなしになってしまうんです」ということ。
- 「カウンターの上につい物を置いてしまうんです。」
- 「後で見ようとおもった郵便物が山積みです」
- 「子供の学校のプリントが多くて確認する間もなくただ積んであるだけです」
- 「夫が帰ってきたら、お財布と携帯がテーブルに置いたままなのがストレスです」
お片付けの仕事に伺うと、だいたい上の様なお悩みを持っておられます。
このようなものは大抵、整理すると「よく使うモノ」に当てはまります。
一年以上使ってないモノがちょい置きされていることはあまりないでしょう。
先ほども言いましたように、まずはそれぞれあるべき場所(定位置)へ移動させましょう。
もしも必要なモノが複数、一つの引き出しなどに入った場合、余裕があれば「ラべリング」をしましょう。
この作業をするだけで驚くほどお部屋はすっきりし、使い勝手がよくなります。
どうでしょうか。
「整理」をやってみようと思われましたか?
自分に必要な物を整理で選んでいくと、自然に「迷い箱」に入れたモノを容易に手放せるようになります。
これは自分の価値観が変わってきているということ。今まで生きてきた中での固定観念や思い込みが少しづづ変化します。
そんな気持ちの変化も楽しみながら、まずは引き出しなど小さなスペースから「整理」に取り組んでみて下さいね。
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小学生の二児の母です。
物も思考もシンプルな暮らしは風通しも良くhappyが舞い込んでくるように思います。家を整えることによって暮らしが楽になるお手伝いをしています。
blog happy*simple life
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