GI値をコントロールして、美肌・ダイエット・アンチエイジングを叶えよう!低インシュリン食事方法 -GI値の低い食材一覧も紹介-
私たちの体は、60兆個もの細胞から形成されています。そして、1日あたり約1兆個の細胞が生まれ変わっています。
つまり、半年間で私たちの体は約80%新しい細胞に生まれ変わっていることになります。
ですから、半年間、良い食生活、理想的なライフスタイルを送ることで非常に健康的で若々しい体に生まれ変わることも可能だと言えます。
私たちの身体は私たちが食べるもので出来ている、とはまさにこのことですね。
そこで、細胞の生まれ変わりにおいて重要な役割を占める食生活について、具体的にどのようなことに留意すべきか回を分けてお話していきたいと思います。
1回目の今回は、GI値についてお話しします。
GIは「Glycemic Index」の略で、食品が体内で糖に変わり血糖値が上昇するスピードを計測したものです。
GI値は、ブドウ糖を摂取した際の血糖値上昇率を100として相対的に表したものを指します。
GI値の低い食品を摂取することのメリットは、血糖値の上昇が遅くなることでインシュリンの分泌を抑えることができるということ。
インシュリンは血糖値を一定に保つ働きがあるため、インシュリンが急激に、そして大量に分泌されると、脂肪細胞に糖が運ばれてしまい肥満の原因となるのです。
ですからGI値の低い食品を積極的に摂取し、インシュリンの分泌を抑えるような食生活を心掛けることが大切です。
代表的な食品のGI値は以下の通りです。
やはり炭水化物はGI値が高めで、野菜が低めとなっています。
ほか、舌で「甘い」と感じるものはGI値が高めの傾向があるようです。
普段の食生活の中でぜひ心掛けていただきたいのは、GI値の低い食品を積極的に摂取するのは勿論のこと、食事する際にもGI値の低い食品から摂取するよう心掛けるということです。
簡単な例を挙げると、フルコースのお料理を食べに行った時のことを想像してください。
サラダからスタートし、前菜、メインの肉料理か魚料理、そしてパンかご飯、最後にデザートという順序です。この流れを意識した順番で食事することをお勧めします。
ただし、毎度の食事でGI値の低い食品から摂取することは時にストレスとなるかもしれません。
ストレスはアンチエイジングの大敵となります。
ですから、1日に最低1度でも構いませんので、このような食事の順序を毎日継続して行っていただきたいと思います。
GI値の低い食品を積極的に摂取し、食事の際の順序もGI値の低い食品からにすることは、肥満や高血圧を防ぐことにも繋がります。
アンチエイジングは体の中から取り組むことで確かな効果を得ることができます。
ぜひこれらのことを心掛け、体の中から本格的なアンチエイジングに取り組むことで、今までご紹介したアンチエイジング術がいっそう効果的なものとなるでしょう。
若々しくツヤのある肌、髪を手に入れるため、ぜひ行って頂きたい食事法です。
次回はハリ弾力をアップさせる食事についてご紹介したいと思います。
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アンチエイジングアドバイザー、エイジレスビューティー研究家、美容ライター、@cosme公認ビューティストとして活動しております。
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