初心者でも簡単!プロが教えるデジタル一眼レフカメラの基本的な使い方(ミラーレスなどの種類・構え方・モードの選び方・記録メディアについて紹介)
はじめまして。写真家の安念余志子です。
これから何回かに渡って「デジタル一眼レフカメラの基礎と応用」というテーマで、コラムを書いていきます。
また、私の取材中の出来事や、感じた事なども織り交ぜていきたいと思っておりますので、お気楽に読んでみて下さいね。
そもそも、一眼レフカメラとはどのようなものであるかご存知でしょうか。
一つのレンズ「一眼」とミラーの反射「レフレックス」を利用する方式を、一眼レフと呼んでいます。
シャッターボタンを押すと、ミラーが上に回転して、レンズからの光がセンサーへと進み、写真が撮影されます。
この方式が採用されているカメラを「一眼レフカメラ」、さらに、デジタル媒体(SDカードなど)に保存できる物を「デジタル一眼レフカメラ」と呼んでおります。
写真館へ行くと、三脚に付いた大きなカメラがあったと思います。
そしてそこに、黒い布を掛け、おもむろにルーペでピントを合わせているのを見たことがあると思います。
このようなカメラは、ミラーがないので画像がさかさまに見えていたのです。
現在は、コンパクトで手軽に持ち運べるお洒落な「ミラーレスカメラ」が人気です。
こちらも言葉の通り、ミラーがないカメラです。
しかし、昔のカメラのようにさかさまに写し出されるわけではありません。
一眼レフの光学式ファインダーの代わりに、電子ビューファインダーや液晶ディスプレイを通じて、像を確認する形式のレンズ交換式デジタルカメラなのです。
ミラーレスカメラは徐々に高性能になっております。
しかし、オートフォーカスの速度など、性能面で優れているのはやはり一眼レフカメラです。
それでは次に、デジタル一眼レフカメラを使って写真を撮る方法を紹介します。
脇を締め、片足を一歩前においてしっかり構えてください。
左手はレンズの下に手を入れ、ズーミングが出来るようにして下さい。
右手はシャッターボタンに指をかけておきます。
撮影する際は、ブレないように再度脇を締め、しっかり構えてください。
全オートのグリーンマークで撮影するのも良いですが、これでは露出補正(+-)の調整が出来ません。
自分で調整が出来る、P(プログラム)で撮るようにして下さい。
デジタルカメラの記録画質は、印刷や表示をする際の大きさに合わせて調節することが出来ます。
A5サイズ以下が最適なSから、A3サイズ以上の印刷が可能なLがあります。
良い写真が撮れて大きく伸ばしたい場合もあるので、Lに設定しておくことをお勧めします。
ピント合わせは、オートにして下さい。
最初は半押しにして、カメラがピっとなったら一気に押し込んで下さい。
デジタルになる前はフィルムが使われていた記録媒体ですが、今はSDカードとコンパクトフラッシュが一般的です。
両者は書き込み速度など、多少の違いがあります。両方使えるカメラも誕生しております。
自分が使いやすい媒体を選んで下さい。
フィルムと違い何度も使えるものなので、ぜひ良い物を購入しましょう。
いかがでしたでしょうか。
一眼レフカメラの説明と、その撮影方法を紹介しました。
良い写真を撮ることにこだわるのであれば、やはり一眼レフです。
一眼レフで初めてシャッターを押した写真は、記念にとっておいて下さいね。
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