引き締めウエストをGET!くびれを作るお手軽ポーズ・エクササイズ方法
こんにちは、美姿勢インストラクターの美宅玲子です。
女性の体型にメリハリを持たせ、リフトアップを可能にしているのは、筋肉です。
胸も・お尻・二の腕・もも・ふくらはぎも、全て筋肉があるからこそ、バランスの良い膨らみが生まれ、重力に負けない形を保つことが出来ています。
それと同時に、ウエストのくびれのように、凹みを作るのも、筋肉の働きに寄ります。
筋肉は、鍛えると太くなっていく(お尻の形を作る筋肉など)ものと、ほとんど太くならないものがあります。
凹みを作る筋肉は、ほとんと太く(厚く)なりません。
筋肉が働いて縮まると、ウエスト周りをコルセットのように覆っている筋肉(くびれ筋)が、体の中央に向かって寄り集まり、中の内臓を収めて引き上げてくれます。
今回は、女性らしい体のメリハリを作る筋肉の中でも、ウエストのくびれを作る、引き締め筋肉の鍛え方をご紹介します。
息を、口から細く長く、最後まで吐き切ってみましょう。
その時、お腹は干からびたような、また真空のようなイメージです。
そのお腹の真空をキープしたまま、肋骨を広げて息を吸ってみましょう。
特に肋骨の横や後ろを柔軟に広げ、肩はリラックスします。
真空のお腹をキープした胸式呼吸は、ウエストを引き締め、胸を開き、背筋の伸びた美しい姿勢を作る筋肉を鍛えます。
直立している銅像を、90度横向きに倒した体勢を作って、横向きに寝ます。
通常は横向きに寝ると、重力がかかるので、下の脇腹は床に着き、上の脇腹はくびれた形になって、左右対称なウエストではなくなります。
- 両脚を伸ばして踵をそろえる
- 左右の腰骨が床と垂直に並ぶようにする
- 左右の脇腹を長く均等に伸ばして、左右のくびれを同じにする
この姿勢を作るだけでも、ウエスト周りを引き締め、姿勢を整える筋肉を鍛えます。
うつ伏せになり、おでこの下に両手を重ねます。
うつ伏せの姿勢では、通常は重力が働くので、お腹は床に着き、腰には反ったカーブが出来ます。
しかし、それを重力に逆らってお腹を凹ませて、おへその下にてんとう虫が一匹いるようにイメージします。
恥骨を床に向けて着き、尾骨を踵の方へ引っ張ると、骨盤底が締まり、自然とお腹を凹ませる筋肉が鍛えられます。
平らな床に仰向けで寝ます。
腰の後ろ側が床から浮いていますから、その空間を埋めるように意識して、お腹を凹ませてみます。
やり辛い場合は、腰の後ろに畳んだバスタオルを置き、それを腰で押し潰すようにします。
余裕があったら、腰で床を押す腹筋(くびれ筋)を使って、床を押しながら頭から背骨を一つずつ持ち上げてみます。
床に手をついても構いません。
お腹を平らにし、くびれを作る筋肉を鍛えます。
いかがでしたか?
電車を待ちながら、座りながら、ごろっと寝転がりながら気軽に出来るポーズ・エクササイズばかりです。
毎日のちょっとした意識の積み重ねが、自分の体型を作っていきます。
ちょっとしたエクササイズでありながら、ウエストを作る筋肉を強力に働かせることが出来ます。
メリハリ姿勢美人を目指してみてはいかがでしょうか。
|
|
ヨガ・ピラティス・美姿勢インストラクター。
東京学芸大学教育学部卒。中学から大学まで陸上競技(100mH、走幅跳)に打ち込み、全日本インターカレッジ出場。姿勢や効率の良い体の動かし方に興味がある一方、メンタルの繊細さもあり摂食障害になってしまう。大学卒業後に小学校教員となるが、「いい先生であろう」という無理を重ね、うつ状態のため2年半後病休を取る。
2004年に趣味で通っていたスポーツクラブに転職し、ヨガ・ピラティスと興味ある分野を活かせる仕事のおかげで心の病と腰痛を克服する。ストレスの多い日常でも心身の調子を整えられる素晴らしさを伝えるため、2008年に独立しフリーインストラクターとなる。
現在、首都圏のスポーツクラブ、自治体、公共施設でのサークルや個人のレッスンを受け持つ一方、外ヨガイベント、健康コラボイベントの企画実施、雑誌監修、コラム連載、DVD発売も行う。日々更新するHP、ブログ、YouTubeのエクササイズ動画も好評である。
HP「インストラクター美宅玲子 Re pure BODY」 http://mitakureiko.com
|
|