温泉に入るときに注意したい8つの入浴マナー。タオルはNG、子供連れやグループでのエチケットなど

温泉旅行や日帰り温泉でリラックス!…をする筈が、マナーの悪い客がいると気分も台無し。温泉や浴場に入る時のエチケットを学びましょう。

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はじめに

最近は旅行番組などで、様々な温泉が紹介されるようになりました。
それに伴い、温泉を楽しむ人も増えてきています。


利用者が多くなると気になるのはやっぱりマナーです。
今回は、温泉に入る時のマナーについてご紹介させて頂きます。

 

入浴前には掛け湯を

洗い場で自分が身体を洗っている途中、後から入って来た人が身体も洗わずに湯船に入ったら、誰しも不快感を抱きます。

掛け湯は身体の汚れを落とし、入浴前の身体を温める効果もあるのですが、他の入浴客の目から見たエチケットとしても一役買っています。
マナーという意味でも、入浴前には必ず掛け湯をしましょう。


また、掛け湯ではなくても、シャワーで身体を洗い流すだけでも構いません。

 

タオルを湯船に入れるのはタブー

TV番組などで温泉を紹介する時に、タレントさんがバスタオルを巻いて湯船に入っていますが、あれはあくまで撮影の為です。

 

バスタオルやタオルを湯船に入るのはタブーです。
身体を洗った後のタオルは、いくらすすいだとしても、石鹸などの汚れが付いています。

また、糸くずなども出てしまい、お湯を汚してしまいます。


タオル・バスタオルは湯船に入れないように気を付けましょう。

稀に、混浴のお風呂などで「バスタオルOK」という表示のある施設があります。

宿がOKしている場合は、バスタオルを巻いて入浴しても問題ありません。

髪の毛は湯船に入らないように

これもタオルと同様です。
髪の毛が湯船に入ってしまうと、シャンプーやリンスの成分や、抜け毛が湯船に浮いてしまったりと、衛生面で良くありません。


また、はたから見ていてもあまり気分の良いものではありません。
必ず束ねるか、バスキャップやタオルで押さえ、湯船に入らないようにしましょう。

 

備え付けの備品は必ず元の位置に

こんなことは基本でしょうと思うかもしれませんが、意外と出来てない方が多いのです。


自分が次に使うことを考えて、使用後の洗い桶や椅子、シャンプー類はさっとシャワーで流して、元の位置に置きましょう。

 

私物で場所取りをしない

これも意外と多く目にするのですが、私物を置いて洗い場や脱衣所内のパウダールームなどを独占する人がいます。


温泉施設は自宅ではなく、多くの人が利用する公共の場所だということを忘れずに。

 

子供から目を離さない

これに関するトラブルが多く発生しています。

 

小さなお子さんは、温泉で泳いだり騒いだりしたくなります。

それを注意するのは保護者の役目です。
温泉は、皆が使うものというのを、キチンと教えてあげましょう。

また、オムツの取れていない赤ちゃんは、極力大浴場を避けるのが無難です。

周りへの配慮という意味もありますが、多くの人が利用するため、抵抗力の弱い赤ちゃんは細菌に感染してしまう可能性も高いです。

 

グループでの利用時の配慮

お風呂ではしゃぐ子供より厄介なのが、大人のグループです。

団体心理も働き、気分が大きくなってしまうせいか、周囲への気配りが欠けてしまいがちです。


騒いだり、湯船を独占して他の入浴客が入れないような雰囲気にしないよう、気を付けましょう。

 

浴場から出る時は身体を拭く

お風呂から出る時は、絞ったタオル等で身体の水分をある程度拭き取りましょう。


濡れたまま脱衣所に戻ると、ロッカーや床などが水で濡れてしまい、次に利用する方や他の利用者に迷惑をかけてしまいます。

おわりに

いかがでしたか?
温泉は様々な人達が利用する公共の場所。

自分がされたら嫌だと思うような行為を慎めば、自然とマナーの良い行動に繋がります。

1人1人がマナーを守って、気持ち良く温泉を楽しみましょう。

 
 コラムニスト情報
雫
性別:女性  |  

初めてまして!雫と申します。
3度のメシより温泉??
もとい3度のメシと温泉が好きです。
素敵な温泉、宿を求め、関東を基点にあちこちフラフラしています。また、旅先で美味しいものを見つけるのも楽しみの一つです。

こちらでは温泉をはじめとした旅を楽しめる情報を発信出来ればと思っています。また、同じ趣味の方々と情報交換できれば嬉しく思います。

宜しくお願い致します。