アロマオイルとの違いは?100%天然由来のエッセンシャルオイル(=精油)を見分ける3つの方法 (2/2)

執筆者: 市井 真太郎 職業:アロマセラピスト AEAJ認定アロマテラピー検定資格講師・アロマテラピーアドバイザー講師

 

『アロマ』の用語にも新ルールを作るべき

「アロマ」という言葉が、数十年前に日本に輸入されて以来ずっと放置されている中で、エッセンシャルオイルを使用した、本格的な100%天然のアロマオイルの効果や効能が注目され、日常に浸透しつつある移行期間なのでしょう。

今回のような紛らわしい問題は、市場規模が急激に拡大する際には、どの業界でも起こり得ることです。

今、アロマ業界がまさにこの局面にいると思います。

ルールや体制を整えるべき

現状、アロマ、アロマテラピー、アロマオイルやエッセンシャルオイルの言葉の定義は、精油自体が「雑貨」である以上、無法地帯なのでルールがありません。

今は目立ったトラブルは耳にしていませんが、このままアロマの市場規模が拡大すると「日用品業者の誇大広告」「誤った使用方法の健康被害」など、社会問題にもなることが確実に予想されます。

 

大きな問題になってからアロマテラピー業界がクローズアップされる前に、海外から輸入される精油の検品体制を整えるべきでしょう。

臨床実績の積み重ねにより、エッセンシャルオイル以外を「アロマ」と表記してはいけないなど、対策と整備を早めて、今のうちに体制を整えることを期待したいものです。

 

おわりに

いかがでしたでしょうか。

エッセンシャルオイル(=精油)とアロマオイルの違いをご理解いただけたと思います。

日常のあらゆる目的で精油またはアロマオイルを使用されると思われますので、ぜひその用途を間違えないようにして下さい。

 
 コラムニスト情報
市井 真太郎
性別:男性  |   現在地:東京都  |   職業:アロマセラピスト AEAJ認定アロマテラピー検定資格講師・アロマテラピーアドバイザー講師

《経歴》
  ▽男性ならでは目線で、アロマと美容を語る。
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